「退院には、恋人の浅野ゆう子さんも付き添ってくれたそうです。彼の姿を見る浅野さんは喜びで涙ぐんでいたそうです。ここまで長かったですからね……」(前出・田宮の知人)

「女性自身」6月26日号でスクープした浅野ゆう子(51)と田宮五郎(45)の真剣交際。当時、今年4月からくも膜下出血のため入院していた田宮を、彼女は献身的に支え続けていた。そんななか、彼がようやく退院したのだ。浅野の喜びはひとしおだったという。

「2人の交際は5年ほどになり同棲中とも聞いていましたから、彼が突然歩けなくなったことへの浅野さんのショックは計り知れなかったでしょう。それでも、彼女は泣き言ひとつ言わなかった。多忙のなか、ほぼ毎日病院を訪れて彼の着替えを届け、たまった洗濯物を持って帰るなどの身のまわりの世話を続けてきていたんです」(芸能関係者)

緊急入院から3カ月後の7月にリハビリ専門の施設へと転院した田宮。そこでも彼を支える浅野の姿があった。

「左半身に麻痺が残り、車椅子での生活が続いていました。また、脳がダメージを受けたため、高次脳機能障害という状態だったそうです。後遺症から感情の抑制が効かず、大きな声を出したり周囲に苛立ちをぶつけることもありました。しかし、浅野さんがいるときだけは、彼も落ち着いていられるようでした」(前出・芸能関係者)

田宮を支えるため、浅野は“ある決意”をしていた。

「浅野さんは、趣味のテニスやゴルフをきっぱり辞めてしまったんです。ここぞというときに彼のため100%の力を発揮できるよう、たまのオフの日にも外出せず、余計な体力を使わないようにしていたそうです。必死にリハビリに挑む田宮さんを見て、『復帰するまでずっと一緒に』と覚悟したのでしょう」(テレビ局関係者)

退院の日、浅野は京都でドラマ撮影期間中のまっただ中だった。しかし彼女は、それを中断して東京に戻り、田宮のもとへと駆けつけたという。

「実はその後、彼女は田宮さんを連れてロケ先の京都に戻ったみたいです。ロケ先までリハビリ中の彼を連れて行くなんて少し意外でしたが、2人で快気祝いの京都旅行も兼ねていたのではないでしょうか。冬の京都もなかなかキレイですからね。ずっとリハビリ施設の中にいた田宮さんにとっても、いい気分転換になると思いますよ」(前出・田宮の知人)

京都から近い兵庫県神戸市には彼女の実家もある。田宮を支える環境としても都合が良かったようだ。

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