「これだけドラマが豊作のシーズンも珍しく、早くも広告業界に影響が出始めています。なかでも、堺雅人さんにはCM出演のオファーが殺到していますね」
そう語るのは、大手広告代理店関係者だ。視聴率30%超えを果たした今クールを代表する人気ドラマ『半沢直樹』。社会現象になるほどの好調ぶりで、主演・堺雅人(39)の評価はどれほど上昇したのだろうか。
そこで今回、大手広告代理店内部で作成されたCMギャラデータを独占入手。そこには、彼の2012年と2013年のCM契約基準価格が掲載されている。さらに、この広告代理店関係者に“ドラマ出演後の見込み価格”を評価してもらった。
CM契約基準価格とは実際に有名人に渡る額ではなく、あくまで広告代理店がCMを出稿する企業と交渉する際に基準として用いるものだが、そこには堺のブレイク度が如実に表れている。
『半沢直樹』出演前の堺の“2013年CM価格”は2000万円だった。だが、前出の広告代理店関係者はこう続ける。
「この3カ月間のドラマ出演で、堺さんのCMギャラは最高3千500万円にまで跳ね上がると見られています。倍返しとまではいきませんが、一気に1.5倍の大躍進でしょう。さらに、企業からは菅野美穂さんと夫婦共演させたいという声も上がっているようです。実現すればさらに価格アップが見込めそうです」