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「彼女は常に一生懸命なコ。そして明るいけど、よく泣く子でもありました。『R-1』決勝戦でも言葉に詰まり、優勝できずに号泣していましたよね。きっと陰ですごい努力をしていたと思うんです。だから悔しかったのでしょう。そんなところを見ていると『あのころとちっとも変わっていないなぁ』と胸が熱くなりましたね」

 

そう語るのは、ブルゾンちえみ(26)の高校時代の同級生だ。今年元日の『ぐるナイ!おもしろ荘』(日本テレビ系)で優勝し、2月に行われた『R-1ぐらんぷり2017』(関西テレビ)でも決勝進出すると一躍大ブレークを果たした。

 

そんな彼女は、岡山県郊外ののどかな街で育った。幼少期から人を笑わせるのが大好きで、小学校時代には友達とお笑いコンビを組んでいたことも。当時から人気者だった。大学は教師だった父の後を追うかのように教育学部へ。だが、このときから“ある変化”が。

 

「20歳の成人式のときに、地元で会いました。そのとき会場にやってきた彼女が、まるで別人のようでした。後ろを刈り上げたような金髪ショートヘアで、ビックリするくらい太っていたんです。聞けば、入学してから2年間で20キロくらい太ったとのこと。『ストレスで過食に走ってしまった……』と言っていました」(中学時代の同級生)

 

中学から高校にかけて陸上に打ち込んでいたため、ガリガリだったというブルゾン。そんな彼女が一転して、激太りしていたのだ。当時の彼女は占い師に見てもらうなど、進路に思い悩んでいたようだ。

 

「1年後ぐらいにまた同窓会で会ったとき、彼女が『大学中退して地元に戻ってきた』と言ったんです。『占い師に相談したら“あんたは芸人になれる”と言われた。だから芸人を目指そうかな』とも告白。これには、みんな唖然としていました」(前出・中学時代の同級生)

 

大学中退後は地元のファーストフード店でアルバイトをしながら劇団に参加。その後は大阪の音楽学校へ入ったが、占い師の言葉が忘れられなかったのだろう。東京に行き、お笑いの道に進む決意をする。そんな転身を支えたのは他ならぬ両親だった。

 

「大学卒業まであと少しのタイミングで辞めて芸人になるなんて、普通の親だったら激怒してもおかしくないですよね。でもご両親はいっさい反対せず、彼女を応援し続けていました。彼女も、そんなご両親に感謝しているようでしたね」(近所の商店主)

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