植物が芽吹く春は、家庭菜園を始めるのにぴったりの季節。そこで、初心者でも失敗しにくく、ベランダなどの限られたスペースでも育てられる、おすすめの春植え野菜をご紹介!選者は「サカタのタネ」広報宣伝部の富田純子さん、「ヨネヤマプランテイション」本店勤務の土屋寿々香さん、オーガニックガーデナー「Q-GARDEN」代表取締役の小島理恵さんの3人だ。

 

【第1位】ミニトマト 収穫まで約2カ月(苗から)

「『アイコ』など実付きのよい品種を選ぶとたくさん収穫できます。赤く熟す過程も見られ収穫が待ち遠しくなるはず」(富田)

「病害虫に強く、初心者でも最低何回かは収穫ができます。上手に育てれば10月ごろまで実がなるので、お弁当やサラダにも重宝します」(小島)

 

【第2位】ピーマン 収穫まで約1カ月半(苗から)

「鉢やプランターで気軽に育てられ、1苗で多く収穫できます。剪定などにあまり気を使わずにすむのもポイント」(土屋)

「ピーマン嫌いなお子様が自宅でとれたピーマンなら食べるという事例もあるので、苦手克服にいいかもしれません」(小島)

 

【第3位】なす 収穫まで約1カ月半(苗から)

「育て方によっては秋まで実りがあるので、1度植えると長期間楽しめますよ」(土屋)

「とれたてはとても甘くて美味。シンプルな調理で、ぜひなすの新たな味わいを発見してみてください」(小島)

 

【第4位】リーフレタス 収穫まで約20日〜1カ月半(種から)

「種類によっては最短20日ほどでベビーリーフとして収穫できます。病気にかかりにくく虫の被害にもあいにくいので、初心者でも扱いやすいと思います」(富田)

 

【第5位】しそ 収穫まで約14日〜1カ月

「種からでも苗からでも簡単に育てることができ、ベランダなど広くないところで栽培できます。必要な分だけさっと収穫して使える香味野菜はあると助かります」(小島)

 

「野菜の栽培には日当たりだけでなく、土も大切。野菜専用の培養土が最適ですね。水やりや肥料など不明点はどんどんお店の人に確認しましょう」(土屋)

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