話題のスポットやニューオープンのお店を、本誌編集者・めた坊(41歳独身。食いしん坊生活が続き、身長170センチで体重はかろうじて0.1トンを切るメタボ体形に成長)が覆面取材。“勝手に対決”させるこの企画。今回はバレンタイン間近ということで、カカオの高級感が味わえる「大人のチョコ」対決だ!
■東京・京橋「トシ・ヨロイヅカ東京」
初めに向かったのは、京橋エリアのランドマーク・京橋エドグランにオープンした「トシ・ヨロイヅカ東京」。精力的に活動しているオーナーシェフ・鎧塚俊彦氏の大型旗艦店で、自家製造ショコラから人気のパン、名物のカウンターデザートなど、鎧塚氏の集大成ともいえる品ぞろえのお店。
なかでも南米・エクアドルに開設した自社農園のカカオを使用した自家製のオーガニックチョコが有名なんだそう。チョコが4個入った「エクアドル コレクション」(1,900円)は中からとろりと出てくるカカオの豊かな香りで、まさしく高級チョコレートを食べている感じ。ビターな感じは男性へのプレゼントに最適だと思う。
オレンジにチョコをコーティングした「ショコラ オランジュ」(330円)や、いよかんの皮にチョコをかけた「いよかんピール」(440円)など柑橘系のフレッシュな味わいとの相性もピッタリ。お酒のおつまみにもなりそうなオトナ味のチョコを存分に堪能できた!
■東京・自由が丘「マジ・ドゥ・ショコラ」
次に向かったのは自由が丘の「マジ・ドゥ・ショコラ」。こちらは「ビーントゥバー」といって製造者がカカオ豆から板チョコにするまでの全工程を一貫して手掛けているチョコレート専門店。
チョコスフレ4種が入った「マジショコラ」(1,820円)は、カカオ豆の含有量がそれぞれ4つ違う生チョコが堪能できる。どれも濃厚でなめらかな舌触りに思わずうっとり。下に敷いてあるクッキー生地も上品な食感で幸せな気分になれる。
チョコがコーティングされている「マドレーヌ」(330円)は二重の甘さが楽しめるマドレーヌ界の“チョコファッション”のよう。意中の人にプレゼントするのもいいけれど自分用としても楽しみたくなるようなチョコが勢ぞろいのお店だった!
【めた坊ジャッジ】双方ともに、高級感あふれるカカオの味わいに感動した。今回は、甲乙つけがたいので引き分けだ!