三浦知良(52)が3月22日、現役引退を発表したばかりのイチロー(45)への思いを語った。20年来の友人を慮る三浦に、ネットでは大反響を呼んでいる。
各メディアによると三浦は取材に応じ、イチローの引退について「喪失感がすごい」と話した。また今季の東京での開幕戦前にメールを送ったと明かし、「引退したからといって、野球を辞める必要はないですし。野球はずっと大切にしていって欲しいです。三振しようが何しようが、イチローさんにはずっとプレーして欲しいなと思います」とエールを送ったという。
Twitterではイチローを慮った三浦に感激する声が上がっている。
《お互い世界は違えどトップ選手として尊敬の念を感じているのかなと思った》
《フィールドは違うも互いにRespectしている関係性にすごいな!と思います》
《二人とも最高にカッコいいよなぁ》
三浦とイチローは平成のスポーツ界を牽引してきた大スター。ともに第一線で活躍してきたことや、神戸を拠点に活動していた時期もあるということでひそかに交流が始まっていたという。
「イチローさんは、15歳で単身ブラジルに乗り込んだカズさんに一目置いています。また現状に満足せず、常に努力し続けるスタイルも尊敬しているといいます。いっぽうカズさんも、イチローさんのストイックさを追求する姿勢について『マネできない!』と感心。お互いを友人でありながらもライバルのように感じており、フィールドは違えど切磋琢磨してきました。イチローさんの活躍ぶりは、カズさんにとっての励みや支えでもあったはず。ですから今回の引退は、カズさんにとっても思うところがあるのでしょう」(スポーツ紙記者)
16年8月、イチローの兄・一泰さんは「現役を長く続けることが弟の本意」と本誌に明かしていた。45歳にして、新たに舵を切り直すイチロー。そのこれからにも注目したい。