声援を受け、打席で2塁打を放った瀧。 画像を見る

「ばっちり球見えてるね! かっとばせー、瀧さん!」

 

11月中旬、声援を送る人々の視線の先にいるのはピエール瀧(52)だ。今年3月にコカイン摂取による麻薬取締法違反で、瀧が逮捕されてから8カ月。6月に懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を受けて以降は人前から姿を消していたが、この日、彼は都内にある軟式野球場にいた。自身が率いる草野球チーム「ピエール学園」の試合に出場した瀧。チームメートの応援の甲斐もあって、1打席目で二塁打を放つなど生き生きとした姿を見せていた。

 

「ピエールさんは、地元の静岡で小学校から高校までずっと野球に打ち込んでいました。甲子園球場の土を踏みたくて、高校卒業後には阪神タイガースの入団テストを受けたほど。チーム名は高校野球の名門校『PL学園』をもじったもので、お笑い芸人のマキタスポーツさん(49)らとよく試合をしているそうです」(レコード会社関係者)

 

試合終了後に相手チームに延長戦を要求するなど、のびのびと“休日”を満喫する瀧。しかし、逮捕によって降板したドラマやCMなどの違約金は一部では5億円とも報道されていた。果たして、生活は大丈夫なのだろうか……。

 

「ドラマやテレビ番組は軒並み降板しましたが、瀧さんが出演した多くの映画は出演シーンをカットすることなく上映されました。さらに、動画配信サービス・Netflixで放映され、大ヒットした『全裸監督』にも瀧さんは出演。海外資本ということもあり、破格のギャラを手にしたそうです。なので生活には困っておらず、1億5千万円と言われる豪邸もまだ手放していません。愛車である高級英国車に乗って、よく草野球の試合に来ているといいます」(テレビ局関係者)

 

さらに、最近では音楽活動にも意欲を見せているという。

 

「10月に瀧さんは、電気グルーヴの相方・石野卓球さん(51)と2人でドイツ旅行に行っています。自分たちの原点である海外バンドのライブを見て、『早く再始動したい!』と2人で話し合っていたと聞いています」(前出・レコード会社関係者)

 

近況を聞くべく、試合終了後の瀧に声をかけた。最初はにこやかだったが、記者が名乗った瞬間に表情が一変! 顔をゆがめ、何も答えることなく愛車に乗り込み、その場を去っていった。充実の休日を経て、表舞台で再び“ホームラン”を放てる日はもう少し先になりそうだ――。

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