「天皇陛下―!」「雅子さまー!」
爽やかな秋陽の下、お祝いの歓声を受けながら進む黒塗りのオープンカー。
3週間の延期を経て、11月10日、祝賀御列の儀(パレード)が執り行われた。
雑誌社最多、23人のカメラマンを派遣し、本誌が捉えたのが、雅子さまのティアラが光り輝くこの写真。
明治時代の昭憲皇太后から受け継がれてきた「第一ティアラ」は、皇后の証だ。中央のダイヤモンドは、世界で13番目に大きいと言われている。
この写真が撮影されたのは、青山一丁目交差点を右折し、赤坂御所の西門前付近の沿道。パレードの終盤にあたるエリアだ。
「赤坂御所脇の道路は、ほとんど影になってしまっていたんです。しかし、ここだけ谷間のように日が差していて奇跡的な輝きでした」(本誌カメラマン)
11月21日からは三重県を訪問し伊勢神宮をご参拝、さらに11月26日からは奈良県・京都府へのご訪問を控えられている両陛下。
雅子さまの笑顔が、今後も感動を与え続ける。
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