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11月12日、元フリーアナウンサーAさん(38)と5年の交際を実らせ、結婚を発表した嵐の二宮和也(36)。テレビ局関係者はこう語る。

 

「二宮さんは以前からメンバーの中で結婚願望が強かったんです」

 

’13年に放送された『ニノさん』(日本テレビ系)の中で彼は結婚についてこう言及している。

 

《俺は最近、結婚はしたほうがいいと思っている。姉がいるんだけど、弟から見て、姉が結婚するとは到底思えない。自分の親に孫を見せられるのは、自分かなと考えると、見せたくなってきちゃっている。生きているだけで幸せなんだけど、もう1個うれしいことを乗っけてあげたいってなってきたんです、急に》

 

Aさんと仕事で出会ったのはこの1年後。’14年5月に共演し、その夏には交際へと発展。いちずに愛を育んできた。

 

「子どもが欲しい二宮さんは、Aさんの気持ちや年齢などをくんで、結婚を強く望むようになりました。周囲にAさんとの結婚の意思を漏らし始めたのは、昨夏からだったそうです。きっかけは、『週刊文春』でモルディブ婚前旅行をスクープされたことでした。記者から結婚の可能性を聞かれた彼は『とんでもない』とアイドルとして爽やかに答えていましたが、そう答えなければいけないことを次第に心苦しく思うようになっていたのでしょう」(音楽関係者)

 

今年1月、大野智(38)のかねてからの「一度、自由な生活をしてみたい」という強い意志を受け入れ、嵐が活動休止を発表した。メンバーは「5人で嵐」という意思を貫き、’20年末をもっての活動休止という道を選んだのだ。

 

さらにデビュー20周年の節目となる今年は全50公演・総動員数237万5,000人と日本史上最大規模のアニバーサリーツアー、天皇陛下のご即位を祝う「国民祭典」への出席、アジア4都市でのイベント出演など、いかに嵐が国民的グループとなったかを証明した。そんな中での突然の結婚発表。ファンから聞こえてきたのは祝福の声だけではなかったのは事実だ。

 

《せめて今年のツアーが終わるまでは待ってほしかったです》
《ファンとリアルタイムで楽しんでいきたいと開設したSNSなのに何も言ってくれない。20年間で今がいちばん嵐を遠くに感じる》

 

戸惑いを隠せないのはファンだけではなかったようだ。祝福コメントを発表したメンバーは櫻井翔(37)と相葉雅紀(36)の2人。

 

「櫻井さんは《中学生の頃に出会った幼馴染みの一人》として、また相葉さんも《大好きな親友》としては結婚を祝福しています。ただ、嵐のメンバーとしては複雑な思いがあるのでは……と読み取っている20年来のファンもいます」(スポーツ紙記者)

 

活動休止までは、“ファンファースト”で走り抜けることを最優先に考えていた嵐だったが……。

 

「二宮さんは活動休止前の結婚発表にこだわりました。彼の結婚に対する思いは強くなり、今年1月の活動休止会見から10カ月かけて、その思いはメンバー一人一人に時間をかけて伝えてきました。あるメンバーは今回の彼の決断を聞いて正直、驚いていたといいます。何度も話し合った末、最終的にメンバー全員、彼の“決断とけじめ”を尊重してくれたそうです」(前出・音楽関係者)

 

本誌は今年9月、彼が今春に都内に3億円の新居を購入し、Aさんと同棲している現場をスクープ。二宮は理解を求める努力をしつつ、着々と結婚準備を進めていたのだ。

 

二宮を決心させた理由の一つは、ジャニーズ事務所内にある“デビュー20周年の結婚ルール”だったと話すのは、別の音楽関係者だ。

 

「近年のジャニーズ内では“デビュー20周年”が結婚の一つの目安となっていました。この4~5年の間に、TOKIO・国分太一さん(45)、V6・長野博さん(47)、岡田准一さん(39)、森田剛さん(40)、そして今年9月にTOKIO・城島茂さん(49)が結婚しました。グループが成熟し“大人”として認められる一つの目安が20周年。二宮さんも20周年ルールを念頭に事務所を説得したそうです。結婚報告の時期については、活動休止までの嵐の活動を正式に発表し、かつ私事でお騒がせすることのないよう、一大イベント・国民祭典を終えた今回のこのタイミングでの公表となったといいます」

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