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4月1日、TBSは今クールより新たにスタートするドラマ『半沢直樹』『私の家政夫ナギサさん』『MIU404』を放送延期すると発表した。各メディアによると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で撮影が遅れているためだという。

 

また4日に放送予定だったバラエティ番組『オールスター感謝祭2020春』も、情勢を鑑みて延期に。どの番組も延期後の放送日は未定となっている。また同局では31日に、派遣契約社員が感染したことも公表していた。異例とも言える対応だが、世間では《英断》や《賢明な判断》といった声が上がっている。

 

このような感染予防を優先した対応は、他局にも広がっている。NHKは1日に、連続テレビ小説『エール』と大河ドラマ『麒麟がくる』の撮影を休止すると発表。12日まで見合わせるとし、以降は状況を見て判断するという。

 

「『特捜9』や『警視庁・捜査一課長2020』(共にテレビ朝日系)で使用されている東映東京撮影所も、感染者が出て封鎖になりました。出演者以外にも複数のスタッフで制作される収録現場は、「密閉空間」「密集場所」「密接場面」の“3つの密”に該当するでしょう。ブラジルやハリウッドでは、すでに映画やドラマの撮影を中断。テレビ局では、再放送やニュース番組を増やすといった対応を取っています」(テレビ局関係者)

 

タレントの志村けんさん(享年70)の命を奪い、脚本家の宮藤官九郎(49)も感染するなど、芸能界に深刻な影響を及ぼしている新型コロナウイルス。芸能人への感染予防策として、日本のテレビ界にも「新規収録をやめて、再放送に切り替えを」を望む声がSNS上で広がっている。

 

《テレビっ子だからこそ声を大にして言うけど【今、テレビで新作を見たいとは思わない! 再放送でしのいで!!!】演者とスタッフの健康第一に考えて欲しい》
《休むことさえできない芸能界に コロナ浸透しすぎて不安で怖いわ もう再放送でいいよ。昔のドラマとかいっぱいいいのやあるって! 命守ってくれ》
《日本には素晴らしい作品のストックがたくさんあるのでこの機会に再放送してくださらないかなあ。新作は、コロナが落ち着いてからゆっくり楽しみますので。今は、新作を産み出す方々を守るときじゃないかなあ》

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