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《夫が大好きだった料理ばかりを集めたレシピ本「作って幸せ・食べて幸せ」が出ました!》

 

こうツイートしたのは平野レミ(73)だ。彼女は6月23日、レシピ本「新版 平野レミの作って幸せ・食べて幸せ」の出版をTwitterで報告。投稿は1日で2.4万もの“いいね”を記録している。

 

もともと99年に出版された同作には、昨年10月に亡くなった夫・和田誠さん(享年83)の愛したレシピの数々が詰まっている。絵やデザインは和田さんが担当しており、帯には「和田さんが美味しい、美味しいって食べてくれた思い出の料理ばかりです」との文言も。夫婦共作のレシピ本だ。

 

「平野さんは結婚前から料理好きでしたが、牛乳とトマトジュースを使って簡単にヴィシソワーズを作った和田さんに感動したそうです。平野さんは『料理ってこんな簡単でいいんだ!』と気づき、のめり込んでいったそうです」(テレビ局関係者)

 

料理に目覚めたキッカケだけでなく、彼女の料理が上達したのも和田さんの影響があるようだ。平野は16年4月、本誌で「『おいしいね』って言ってくれて、『ちょっとコクがたりないかな』とか言い方がうまかった」と和田さんのコメント力について言及。そして「すると、次はこうしてみようかなって思うでしょ。和田さんが私を持ち上げるのがうまいから、上手になっていったのかもしれない」と明かしている。

 

「和田さんは初めて見る料理が出ると、『これは何?』と言いながら一口目に箸をつける。そんな彼のために調理することが平野さんの生き甲斐だったといいます。彼女の料理には『イナカナッペ』など独特のネーミングのものが多いですが、それらは和田さんと考えたもの。47年間の結婚生活で一度も喧嘩をしなかったのは、こうした“共同作業”のお陰でもあったようです」(前出・テレビ局関係者)

 

平野には、もともと夢があったという。

 

「お母さんの介護が終わった後、平野さんはフランスに語学留学したいと考えたそうです。しかし『日本を離れると、誰が和田さんの料理を作るの?』と心配になったといいます。和田さんはもともと脂っこいものが大好き。平野さんがいなくなったら、健康に良くない生活を送るのでは……。そう思い、断念したそうです」(出版関係者)

 

いっぽう和田さんも彼女のことを気遣ったようだ。

 

「平野さんが疲れた声をしていたら、和田さんは素早く察知。また常に『ありがとう』の言葉も忘れなかったそうです。シャンソン歌手でもある平野さんは、07年には18年ぶりにアルバムをリリースしました。その際にも和田さんは『集大成になるような作品にしなきゃ!』といってエールを送ってくれたそうです」(音楽関係者)

 

そんな夫婦の愛が詰まったレシピ本。今回の出版を和田さんも喜んでいることだろう。

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