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マスクに始まり、消毒剤やトイレットペーパー……この1年、新型コロナウイルスの影響で様々な商品が品不足に陥ってきた。家庭内で飲酒する機会が増えたことで、アルミ缶の原料の価格も高騰したことは記憶に新しい。そして今、米国ではともすれば使わず捨てられてしまうことも多い“あるモノ”が品薄になりつつある。

 

レストラン向けの会計プラットフォームを提供する「Plate IQ」のデータによると、2020年1月以降、個包装のケチャップパックの価格が13%上昇しているとWall Street Journalが報じている。パンデミックが始まって以降、テイクアウトの売り上げは右肩上がり。店頭に置いてある大型のケチャップボトルがほとんど使われなくなった一方、持ち帰り用商品に添える調味料のミニパックの需要が大幅に高まっているという。

 

オークションサイトebayでは、個包装ケチャップの出品が激増。有名ブランド「ハインツ」の7グラム入りケチャップが50個で23ドル(約2,500円)などで売られている。

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