国立競技場に盛大な花火が打ち上がる中、17日間にわたった五輪が閉幕。閉会式でIOCのバッハ会長の隣に座ったのは、天皇陛下ではなく秋篠宮さまだった。
「今回は天皇陛下がオリンピックとパラリンピック、両大会の名誉総裁に就任されたので、陛下が開会式に、秋篠宮さまが閉会式に出席されることになりました。秋篠宮さまが皇室の“ナンバーツー”の皇嗣であることが世界に示されたといえます」(皇室担当記者)
一方で、五輪開催中には秋篠宮家を揺るがす報道があった。7月30日、小室圭さんがニューヨークで就職する見通しになったと、NHKが報じたのだ。しかも、小室さんは今後の生活の基盤をアメリカに置くつもりだという。
皇族方が外出を控え、観戦や選手との交流を自粛されている中で報じられた、小室さんの新たな将来設計――。秋篠宮家の知人は呆れた様子でこう語った。
「秋篠宮さまは一貫して、小室さんが母親の金銭トラブルについて国民に説明して、多くの人が納得し祝福されるようになることが大切だと考えてこられました。しかし、小室さんは帰国することすらなく、この課題はまったくクリアされていません。
秋篠宮さまはニューヨークへの留学も当初から反対でしたし、“寝耳に水”という感じでした。勉学のための渡米と言われても、私から見れば小室さんは逃げているような印象です。アメリカで就職の見通しが立ったことも、秋篠宮さまにとってはもはや“どうでもいいこと”でしょう。結婚自体に強く反対されているのですから」
在学中に論文を発表するなど実績を積み重ね、就職も確実にした小室さん。しかし、金銭トラブルが解決しないままの渡米は、むしろ国民の印象を悪くしている。
ニューヨーク行きの意図について小室さんの代理人弁護士である上芝直史氏に話を聞くと、「そもそもニューヨークへの留学は、トラブルから逃げたというわけではありません」と、小室さんの渡米は“逃亡”ではないとの見解を示した。ただ、それ以上の詳細はまだ明かせないという。
ニューヨーク州の司法試験の合格発表は12月。帰国の予定はないという小室さんだが、それまでに金銭トラブルに関する交渉は決着するのだろうか――。