「撮影現場での波瑠さん(30)は真剣そのもの。共演者の岸優太さん(25)が、『怒っているのかと思った』と勘違いするほどの集中力です(笑)」(映像制作関係者)
主演を務める月9『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)で、夜間勤務専門の救命医を好演中の波瑠。同作は現在放送されている第8話までの平均視聴率は、11%を超えている。
波瑠は’15年に連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)でヒロインに抜擢され、女優人生が変わったという。
「演技力はもちろんのこと、体力的にも、精神的にも鍛えられたそうです。1年間にわたり、早朝から深夜まで撮影が続くこともある朝ドラのロケを経験したことで、波瑠さんが連ドラの撮影で不満を漏らすことはほとんどないみたいです。
また、波瑠さんは朝ドラの撮影直後にブログで、人間不信になり、女優をやめたいと考えたことを告白しました。その後、『人生の中の特別な試練だった』と言って困難を乗り越えたことも明かしています」(テレビ局関係者)
波瑠の女優としての力は、数字という形で表れているとテレビ局関係者は続ける。
「近年、テレビの視聴率が減少。そんななかで平均視聴率12%台に届くドラマは1クールに2〜3本あるかないか。ですが波瑠さんが刑事を演じた’18年の主演ドラマ『未解決の女』(テレビ朝日系)は12.9%。’20年のシーズン2でも12.6%と高視聴率を記録しました。
彼女は、主に“お仕事もの”ドラマで存在感を増していますね。こうした理由から、キャスティングに名前が挙がりやすいんです」