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手に汗握る展開の連続で、毎週目が離せない日曜劇場『マイファミリー』(TBS系・毎週日曜21時〜)。

 

正体不明の連続誘拐犯に翻弄される主人公・鳴沢温人を演じている二宮和也(38)によると、劇中の緊迫感溢れる雰囲気とは裏腹に、現場はいつも和気あいあいと盛り上がっているという。

 

「撮影の合間に、共演者の方々とたわいもない話をするのがリフレッシュになるんですよね。シリアスなシーンも多いですが、撮影が始まった瞬間、一気に雰囲気を切り替えられるので、芝居に入り込みやすくなっている気もします」(二宮・以下同)

 

夫婦役で共演している多部未華子(33)が「とにかくずっとしゃべってる(笑)」と語るように、二宮は現場のムードメーカーとしての役割も担っているようだ。

 

しかし本人は、とくに意識しているわけではないという。

 

「そういうのは強制するものではないかなと思います。重要なのは作品の質を高めることで、たとえ共演者同士の仲が悪くても、それはそれで構わないのかなって(笑)。でも、僕はこれまで一度も殺伐とした現場に当たったことはないので、周りの人に恵まれてるなって思います」

 

鳴沢家をはじめ、さまざまな家族の絆を描いた本作。そこで、先日の母の日にちなんで、二宮からメッセージをもらった。

 

「世のお母さんたちは本当にすごいですよね。もしかしたら、進んでやりたいわけじゃないかもしれないけど、家族のために掃除や洗濯をして、そのうえ働いている方もいるでしょうし。僕には到底できないことですよ。だから、うちの母にも感謝しています。カーネーションくらいじゃごまかせないなって毎年思ってますよ(笑)」

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