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いまだに“ロス”を訴える声も多いNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』。3人のヒロインの中でも、深津絵里(49)の存在感は高まるいっぽうだ。

 

「48歳でのヒロインという異例さに加え、10代の少女時代から演じきる深津さんの高い演技力は話題を呼び、登場回は軒並み高視聴率を記録しました。

 

朝ドラ放送終了後から、深津さんのもとには映画やドラマの出演オファーが殺到しているそうです」(テレビ局関係者)

 

各方面から仕事の依頼が舞い込む深津。しかし、深津はかなり慎重な姿勢を見せているようだ。

 

「朝ドラの反響を見て、深津さんにCM出演をオファーする企業は後を絶ちません。しかし、深津さんは感謝しつつもなかなか首を縦に振らないそうです」(広告代理店関係者)

 

CMといえば、ドラマや映画より拘束日数が少ないうえにギャラも高額と、女優にとっても“おいしい仕事”のはずだが……。

 

「深津さんのCM出演料は女優でもトップクラスで、年間契約で1本あたり4千万〜5千万円ほど。すでに複数社からオファーが来ているそうですから、断ったギャラの総額は2億円ほどになるでしょう」(前出・広告代理店関係者)

 

割のいい仕事を蹴ってまで守りたい信条が深津にはあるという。

 

「深津さんは仕事を受けるうえで大切にしている“3つの条件”があるといいます。

 

(1)自分じゃなければ成立しないと思えるか。
(2)オファーする側の熱意の強さ。
(3)自身がやりたいと思えるか。

 

どれだけギャラがよくても、この3条件をクリアしない限りは受けないそうです」(芸能関係者)

 

そこには深津が貫く“女優道”が影響しているようだ。

 

「深津さんには、“演じることが自分の務め”というポリシーがあります。過去のインタビューでも、女優を続けるうえで『何者でもないことが自分の中で心地よい』と答えています。

 

しかしCMのオファーを受けるということは、企業の“イメージキャラクター”になるということ。そうした色がつくことで、作品選びに影響が出ることや、自分の演技を見る人に余計なフィルターをかけてしまうことを懸念しているそうです」(映画関係者)

 

そんな深津の厳しい条件をクリアした企業が!

 

「今年1月、深津さんはJR東海のCMに出演。33年前に同社のCM『クリスマス・エクスプレス』に出演していた背景だけでなく、“新幹線は人と人とを結びつけるもの”という当時から変わらない今回のCMコンセプトに共感して、出演を決めたそうです」(前出・広告代理店関係者)

 

深津の次のCMは“カミングスーン”とはいかないかも?

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