9月26日、神奈川県警港南署に傷害の疑いで逮捕、送検された永井竜也容疑者(21)。
複数の報道によると、違法薬物をめぐるトラブルと見られているという。永井容疑者は8月19日、横浜市港南区の路上で男性(22)に集団で暴行し、刃物で左胸を刺して1カ月のけがをさせた疑いが持たれている。
永井容疑者は「ベル」名義でラッパーとして活動し、ヒップホップイベントやネット番組に出演。逮捕された同日には、Twitterで《10月1日 静岡県浜松 にでLIVEします》(原文ママ)とライブ告知も。
しかし、逮捕されたのは今回が初めてではないようで、永井容疑者は昨年9月にこうツイートしていた。
《単刀直入に言います。 5月19日に強盗殺人未遂で逮捕。約3ヶ月間都筑警察署に勾留。罪名が傷害罪まで落ち、2年の執行猶予4年。 賛否両論はあると思うけど、それが俺のリアルだから。 留置所で書いたリリックを曲にしました。楽しみにしてて》
そんななか注目を集めているのは、28日にTBSが公開した永井容疑者を映した動画。警察に連行される永井容疑者は、カメラに向かって「見世物じゃねーぞ、この野郎」と言い放ち、両手で中指を突き立てたのだ。
逮捕された上に悪態をつく永井容疑者に、ネット上では非難の声が。
《見せ物になってる事を自覚しないどころか更に自ら拍車をかけてる姿はある意味、気の毒に感じる》
《ベルまた逮捕されてて草 せっかくRとか呂布がお茶の間にヒップホップを実践してるのに品位下げることすんなよ》
《ベルとかいう自称ラッパーはhiphopシーンから追放したらええ。クソだせえ》
《こういう事するからラッパーのイメージが悪くなるんじゃない? ラッパーの知名度を上げようと頑張ってる人に失礼じゃないのかな》
そんな永井容疑者といえば、総合格闘家の朝倉未来(30)と朝倉海(28)兄弟がスペシャルアドバイザーを務める格闘技イベント「Breaking Down」で物議を醸したことも。今年7月に開催された「Breaking Down 5」の事前オーディションでは、永井容疑者と他の参加者が一触即発となる出来事があった。
「オーディション開始前に控室で参加者とトラブルになり、永井容疑者は警棒を取り出して『喧嘩やりてぇんだったら、やったろうぜ』と相手を挑発。さらに相手の胸ぐらを掴んで、『てめぇ、どこの誰だよ! 名乗れ!』『俺はベルだよ! 横須賀だよ、こっちは!』と詰め寄っていました。居合わせた海さんが永井容疑者を取り押さえましたが、激昂した永井容疑者は『帰るんで』と言い放つ始末。結局、永井容疑者が本戦に出場することはありませんでした」(スポーツ紙記者)
音楽ファンからも批判が相次いでいる永井容疑者。罪を犯してまで「俺のリアル」を主張することは、省みるべきではないだろうか。