(平野紫耀の公式Instagramより) 画像を見る

「実際僕も目が悪くて、『ボシュロム アクアロックスRシリーズ』を毎日つけない日はないぐらい使わせていただいている」

 

こうコメントしたのは平野紫耀(27)。コンタクトレンズメーカー「ボシュロム」の「アクアロックスRシリーズ」のイメージキャラクターに起用されたことが3月1日に明らかになった。

 

「実は平野さんはKing&Prince時代にも『ボシュロム』のCMに出演しており、当時は同社の公式SNSアカウントのフォロワーが10倍になるなど、注目を集めていました」(広告代理店関係者)

 

出演するサントリー「翠ジンソーダ」のCMが2月から放送スタート。2月16日には出演する「デジタルハリウッド大学」のCMが一夜限りでテレビ放送された。

 

平野のCM起用が相次ぐが、その背景にはこんな事情が。

 

「旧ジャニーズ事務所に所属していたころ、平野さんのCM出演料は3千万円ほどでした。

 

しかし、平野さんが移籍した株式会社TOBEは’23年3月に設立されたばかりのため、以前より戦略的にギャラを抑えたようです。そのため、1本2千500万円が相場だそうです。

 

そのいっぽうで、平野さんは若い世代だけでなく40代以上の女性からの支持も厚いことがマーケティングの結果から判明しています。ギャラが安く起用しやすいうえに、抜群の知名度と人気を誇る平野さんにオファーが増えているのでしょう」(前出・広告代理店関係者)

 

実際“平野効果”は抜群のようで、「翠ジンソーダ」のCMが始まった前後の2週間の出荷数は、前年比で約2.3倍にもなったと報じられている。

 

水野総合FP事務所代表の水野崇さんに、平野の出演広告が生んだ経済効果を試算してもらった。

 

「サントリーは『翠』の販売数量を、’24年には’23年比33%増の109万ケースを目指すと発表しています。ここから逆算すると、“平野効果”で20億円ほどの経済効果があったのではないでしょうか」

 

次ページ >こうした“平野経済圏”は日本国内にとどまらない。

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