友人たちとの交流は「一生の思い出」と語られた愛子さま。桜色の髪飾りをつけてご出席に /(C)JMPA 画像を見る

「最初の3年間はオンライン授業で、最後の1年はこのキャンパスに通い、たくさんの新しい学びを得て、充実した4年間を過ごすことができました」。

 

3月20日、愛子さまは東京・目白の学習院大学で催された卒業式にご出席。桜色の振り袖に袴をお召しになり、優しいご表情で記者の質問にお答えになった。

 

この日の袴姿について、ファッション評論家の石原裕子さんは

 

美智子さま雅子さま、眞子さん、佳子さまがクリスチャンの大学らしく、アカデミックガウンに角帽をお召しになって卒業式に臨まれたのに対し、愛子さまは振り袖に袴姿で卒業式に臨まれています。もしかしたらお友だちと袴にしましょうと、お話しされたのかもしれません」

 

と話す。愛子さまは、学習院大学で学んだ黒田清子さんも着なかった袴姿で最後の登校をなさったのだ。

 

「愛子さまのお着物は袖の長い大振り袖で、柄を拝見すると、金の箔のような柄とパッチワークのように四角い模様が並んでいて、国花の桜をはじめとして、梅、菊など日本の四季の花々が散りばめられています。そして、全体に白く百合の花が描かれているのも優しい感じです。

 

また、つまみ細工で桜の花を作った髪飾りもお似合いですね。母校の校章に似せた桜で、口紅の色も桜色をお選びになっています。愛子さまは桜の季節に行われる卒業式を意識されてお召し物を選ばれていたと思います。そして文庫結びにした明るい赤の帯も紺の袴にとても合うと思います」(前出・石原さん)

 

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