3月の三重県ご訪問でも愛子さまほほ笑みに、集まった奉迎者から歓声が 画像を見る

6月6日、宮内庁は5月に栃木県にある御料牧場で静養された天皇ご一家の写真を公開した。とくに愛子さまがたけのこ掘りに苦戦される様子や、笑顔いっぱいに動物とふれあわれる写真には、SNS上でも《ほっこりする》《癒された》といった声が広がっている。それにしても、なぜ愛子さまの笑顔は、ここまで見る人を幸せにするのか。

 

マナー講師で笑顔の作り方などに詳しい日本表情筋トレーニング協会代表を務める水野愛子さんに聞くと、次のような理由を指摘する。

 

「愛子さまの場合は、お口元がとくに素晴らしいと思います。コロナ禍であった数年前と比べて最近では、両陛下や愛子さまもマスクを外されてお姿を見せられることも多くなってきました。

 

いまもマスクを着用されてお出ましになることもありますが、それでもご一家の笑顔が人に伝わるのは、顔全体で笑っておられるからです。表情筋のなかでも、口の筋肉(口輪筋)と頬の筋肉(大頬骨筋・小頬骨筋)呼ばれる部分を意識して使われているようにもお見受けしました」

 

口輪筋とは、唇を囲むようについている筋肉で、口角を上げるために必要な筋肉のこと。マスクをしているとしていないとでは、口元や頬の筋肉に対する意識の向け方がまったく異なってくると、水野さんは語る。

 

「マスクを着用しているのに“いい笑顔”と感じる人は、かなりこの部分を意識して笑っていることが多いです。好感度が高い笑顔は、意識することで作られるものだと私は思っています。第一印象とは、出会って数秒で決まるものと言われていますが、笑顔はそのなかでも重要な要素を占めています。

 

頬と口角を使うと、顔全体で笑うような笑顔になります。さらにマスクを着けている時なら、口元のまわりだけではなく、目や眉にも気を配らなければなりません。

 

“目は口程に物を言う”という言葉があるように、目力が入っていると、睨んでいるような表情になりますよね。おでこ(前頭筋)と眉(皺眉筋)を意識することで、目と眉の動きが柔和な印象を抱かせるものになるのです」

 

また水野さんは、愛子さまの笑顔にはたゆまぬご努力が表われていると感じるという。

 

「人間は長年の食事による“噛み癖”で、表情が偏ってしまうこともあります。また、人は左右対称のものに美しさを感じるとされています。こうした点から見ても、愛子さまはかなり“ほほ笑み方”を意識されているのではないでしょうか。

 

また雅子さまも、ご成婚当初と比べても大変まろやかなほほ笑みで、さらに素敵な笑顔になっているように思います。2人でトレーナーの方と練習されているのかと思えるほど、洗練された笑顔でいらっしゃるのです」

 

では、愛子さまのほほ笑みを拝見することで幸せな気持ちになるのはなぜなのか。

 

「愛子さまはアイコンタクトを意識されてほほ笑まれているように感じます。じっと目を合わせるよりも、頭頂部と両肩の間の『トライアングルゾーン』に視線を運ぶと、効果的な笑顔になると言われていますが、愛子さまの視線の運ばれ方にはこうした工夫が拝見できます。

 

またこうした笑顔を向けられた人間は、“βエンドルフィン”や“オキシトシン”と呼ばれる物質が脳内で分泌されます。これらは“幸福ホルモン”“愛情ホルモン”とも呼ばれるものです。よく伝わる笑顔をなさっているからこそ、『愛子さまスマイル』には、人を幸せにする力があるのではないでしょうか」(前出・水野さん)

 

まさに「ほほ笑みの黄金比」とも言える笑顔で、見る人に幸せな気持ちをもたらされている愛子さま。まばゆい“スマイル”で、これからも国民の未来を照らされることだろう。

 

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出典元:

WEB女性自身

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