画像を見る

「国力というのは日本の男の力を全部合わせたやつや。女じゃない。女に頼るのはよせ。自分たちの責任だと思ってちゃんとやらにゃ」

 

8月15日に投稿されたYouTubeチャンネル『令和ヨットスクール』の動画で、こう持論を展開したのは戸塚宏氏(83)。戸塚ヨットスクールの設立者だ。

 

‘76年に戸塚氏が《オリンピックで通用するような一流のヨットマンを育てる》という理念のもと開校した戸塚ヨットスクールは、指導で非行少年や、不登校児童を更生させられるとの話が広まり、注目を集めた。

 

しかし、79年から82年にかけて体罰が近因とされる塾生5名が亡くなる事件が起こり、戸塚氏は傷害致死罪、監禁致死罪で起訴され、02年に懲役6年の刑が確定。06年に出所して現場に復帰し、現在も同スクールの校長を務めている。

 

8月8日に同チャンネルで公開された《【戸塚宏】令和の今、体罰を語る》という動画で戸塚氏は、「本来なら自分で勝手に進歩すればええのに、その能力がまだなかったり、サボってその能力を身につけなかったりした奴はひっぱたきゃ痛い、痛いのはイヤ、イヤだから頑張る。頑張らんとまた次ひっぱたかれるからや。だから進歩する。進歩を目的とした有形力の行使。これが体罰。良いこと。体罰は善なんよ」などと主張。この動画がネット上で拡散するとSNS上では物議を醸していた。

 

スパルタ教育が行われていた時代の戸塚ヨットスクールで訓練を受けた芸能人がいる。立川志らく(61)だ。

 

’13年2月にWebメディア『dZERO』で志らくが、師匠の立川談志さん(享年75)によって戸塚ヨットスクールに送られたことがあったと告白。パーキンソン病になった春風亭栄橋さん(享年70)の付き人を務めるためだったという。当時、戸塚氏は訓練を受けることでパーキンソン病が治ると主張していたのだ。

 

そして当時の体験をこう明かしていた。

 

《私はお付きで行ったのに、スクールの生徒と同じように訓練させられた。生徒はものがわからないからここにきたのだろうが、私は違う。言葉で言っていただければわかる。「訓練なんぞやなこった」と2日で脱走した。ちょうど親が病気だったのでそれにかこつけて》

 

栄橋さんのパーキンソン病も治らず、志らくの判断は賢明であったのかもーー。

 

次ページ >【写真あり】「体罰は善」と語る戸塚氏

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: