SNSの使い方が上手い有名人といえば、俳優・広瀬アリス(29)を思い浮かべる人も多いだろう。しかし、広瀬が11月6日にXにポストした内容をめぐって、一部では「悲しすぎる」といった声が広がっているのだ。
発端となったのは、Xで190万人以上のフォロワーを抱える有名アカウント「坊主」氏の投稿。同氏は大喜利アカウントとして知られており、ひとたびXでお題を出すと、多くのユーザーが殺到。そして、寄せられたリプライの中から、坊主氏が順位付けを行い、「賞」を与える企画が人気を博している。
そんな坊主氏が5日、《アニメや漫画の実写化は反対派が多いですがまだ実写化されていない作品でこのキャラをこの人がやるなら認めるみたいなのありますか? と言う依頼が来ましたので開催します》とポスト。6日には、どんな役柄でもこなすという理由で、俳優・藤原竜也(42)が最優秀賞として選ばれたと発表した。
現在、藤原とドラマ『全領域異常解決室』(フジテレビ系)で共演中の広瀬は、坊主氏の投稿に対して《wwwwwwwww 後でご本人に伝えておきます》と反応した。まさかの有名人直々の登場に、ユーザーが沸いた。
《まさかのご本人への報告キター!w》
《広瀬アリスって坊主の選手権とか見るんだw なんかネットって有名人との心の距離感というかなんというかそういうものが薄れていく感じがしていいw》
《広瀬アリスさん、こゆとこ好きw》
しかし、一部からはこんな声も……。
《絡む相手は徹底的にぐぐってどんな奴か調べてほしい》
《広瀬アリスが坊主取り上げちゃうの悲しすぎるな》
《芸能人が坊主に絡むのだめ、絶対だめ 広瀬アリス人選べまじ》
一見すれば、有名人とネットユーザーの微笑ましい交流なのだが、なぜ批判的が起こってしまったのか。WEBメディア関係者は言う。
「広瀬さんは、Xで一般ユーザーのリプライに反応したり、日頃から“エゴサ”していることを公言したりと、SNSでのファンとの距離が近いことで知られています。また、今回広瀬さんが絡んだ坊主氏も、以前から人気の高いアカウントとして有名なのですが、賛否が分かれる存在でもあるのです。
18年には、歌手の宇多田ヒカルさんがXで訴えた悩みに対して、坊主氏が《選手権しましょうか?》と自ら解決を打診しました。好意で“助け舟”を出したのでしょうが、ユーザーのあいだでは《有名人気取り》など批判が起こっていました。さらに、お笑い芸人の粗品さんは、坊主氏について《人のネタ集めて自分が考えたみたいに出してバズるっていう。俺めっちゃ嫌いやねんコイツ》と過去のライブで話したこともあります。
ただ、坊主氏は今年、『大喜利の考え方 』と題したビジネス書も出版しており、発売後すぐに重版がかかるなど、依然として人気の高さがうかがえます」
炎上するのも好感度が高いことの裏返しなのかも?