12月14日放送の『ウルトラ里帰り』(TBS系)に、木村拓哉(52)、沢村一樹(57)、中村アン(37)が出演。“グランメゾンメンバー”で沢村の故郷である鹿児島県を訪れ、地元住民との触れ合いやグルメを堪能した。
フェリーで桜島に降り立ち、行く先々で歓声が沸き上がる木村。だが番組後半では“ある地元ゲスト”がサプライズ登場し、木村だけでなく視聴者をも驚かせたようだ。
帰りのフェリーで沢村から「どうでした、桜島。初上陸は?」と問われ、「濃かったです」と感想を述べていた木村。すると突如として、「みなさん、こんにちは! さて私は誰でしょう?」と笑顔で話しかけてきた女性が……。
なんと木村の目の前に現れたのは18年間にわたって情報番組『王様のブランチ』(TBS系)に出演し、“姫様”に扮したキャラクターでお茶の間の人気を博したタレント・はしのえみ(51)。
初めは木村も目を見開いて驚いた様子だったが、すぐに正体がわかったようで「忘れ物ないですか?」と質問。はしのは「忘れ物?ハッ!忘れ物あります!」と慌てて『王様のブランチ』で必須アイテムだったティアラを取り出すと、木村は「それそれそれ」と嬉しそうな表情に。はしのから「ズバリ正解は?」と問いかけられると、「はしのさん」と満を持して回答していた。
そばで一連のやりとりを見ていた沢村は「高校の後輩なの」と吹き出し、「エロ男爵がいつもお世話になってます」と満面の笑みを浮かべたはしの。木村から「はしのさんは何期ですか?」と聞かれると、「私、7期です」とコメント。この日、番組に登場した沢村の後輩は、はしので4人目となった。
その後もはしのは「鹿児島横断ウルトラクイズ」というコーナーを持ち出し、木村に鹿児島にまつわる超難問クイズを出題して番組を盛り上げたのだった。
『王様のブランチ』に出演していた当時と変わらないハキハキとした話し方や、明るく笑顔を絶やさない彼女を懐かしく感じた視聴者もいたようだ。Xでは歓喜の声が続々と相次いでいた。
《はしのえみ久々に見た! 変わらず可愛い》
《え!?はしのえみ!変わらないわ》
《はしのえみさん久しぶりに見たな お元気そうでよかった》
《はしのえみ久々に見たけど相変わらずかわいい》
「はしのさんが『王様のブランチ』にリポーターとして登場した当時は、まだ20代後半でした。しかし自分以外にも同世代の女性が出演する番組で、はしのさんは“可愛さで勝負してもしかたがない”と思ったそう。そこから萩本欽一さん(83)の“欽ちゃん劇団”で学んだことを活かそうと考え、様々なキャラクターに扮してロケに挑戦。そこから誕生したのが、“姫様”だったのです。
人気に火がついたはしのさんは、『笑っていいとも!』や『トリビアの泉』(ともにフジテレビ系)などの人気バラエティ番組に引っ張りだこでした。プライベートでは’09年に俳優の綱島郷太郎さん(51)と結婚し、はしのさんが41歳だった’15年に第一子を出産しています。以前のようにゴールデン帯の地上波に出演する機会は少ないようですが、ラジオや情報番組などに単発で出演し仕事と育児を両立させているといいます」(芸能関係者)
『ウルトラ里帰り』のオンエアがあった14日には、《今日は、年明け放送の、ある番組の収録でした 驚きと笑いがたくさんの収録で、是非!皆さんにみていただきたい番組です》とブログで報告していたはしの。“姫様”の明るい笑顔に癒されたいという視聴者は、まだまだいることだろう。