24年4月1日、日赤に初出社された愛子さま /(C)JMPA 画像を見る

愛子さまが日本赤十字社(以下、日赤)に就職し、間もなく2年目に入られる。日々、ご公務と両立してお仕事に励むなか、着実に“実績”を積まれているようだ。

 

「愛子さまが日赤で配属された部署は、事業局の青少年・ボランティア課です。現在はボランティアに関する情報誌の編集や、研修といった業務を主に担当されているそうです。愛子さまは大学の卒業論文も締切り直前まで推敲されるなど、文章へのこだわりは人一倍。そうした文章力に対する評価も、同部署への配属の決め手になったのでしょう。愛子さまは『赤十字ボランティアのための情報誌 RCV』の編集業務にも携わられていると聞いています」(皇室担当記者)

 

「RCV」とは“Red Cross Volunteer”の略で、全国の赤十字ボランティアたちの活動を広報するために発行されている情報誌。RCVの編集委員が作成し、カラー8ページで年に2回発行されており、ホームページから閲覧することも可能だ。

 

昨年2月に81号が発行されていたが、この度、3月18日に愛子さまが就職されてから初となる最新号が発行されたのだ。

 

そんな82号のテーマは、《災害時と平時の活動のつながり~普段の支え合いが、災害時の支援の充実に~》。近年、地震や大雨などの自然災害が全国各地で頻発するなか、日常的に取り組んでいる防災対策を災害時の被災者支援につなげた奉仕団の事例が紹介されている。

 

もちろんそのなかには、昨年元日の能登半島地震で被災した石川県の事例もあった。北陸大学の学生ボランティアグループと志賀町を拠点とする奉仕団が紹介され、避難所などで被災者に向けて行った活動が記されていた。

 

今回発行された「RCV」では、愛子さまの活動ぶりがわかる写真や編集委員としてのコメント掲載はなかった。しかし、愛子さまは能登半島の被災地に並々ならぬ思いを抱かれて、編集業務に臨まれていたにちがいない。

 

愛子さまといえば、昨年9月28日から2日間の日程で石川県を訪問されるはずだった。被害の大きかった志賀町と七尾市で復興状況を視察される予定だったが、同月21日に発生した豪雨を受けて取り止められていたのだ。

 

「本来であれば、愛子さまにとって初めての単独地方ご公務となったはずで、それが“被災地の復興状況ご視察”というのは、異例のこと。愛子さまはご多忙な天皇皇后両陛下に代わって、“能登半島の人々を励ましたい”と被災地訪問を自ら嘆願されたと聞いています。

 

石川県で発生した豪雨にも、愛子さまは両陛下と同じように深く心を痛められ、被災者や復旧に当たる人々を案じられていました。ご公務での被災地訪問は叶いませんでしたが、お仕事を通じて石川県に携わることができたのは愛子さまにとって意義深いことでしょう。

 

また、昨年に3度も石川県を訪問されるほど被災地に心を寄せられている両陛下も、愛子さまの“初仕事”の成果を多くの人々が目にすることができ、誇らしく思われていることとお見受けします」(前出・皇室担当記者)

 

愛子さまはこれからも言葉の力を駆使しながら、困難にある人々に寄り添われ続ける――。

 

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出典元:

WEB女性自身

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