「とにかく本予算が年度内に成立しない場合に備えて、予算の空白が生じないよう暫定予算の審議をお願いしている」
3月30日の衆院予算委員会でこう述べた高市早苗首相(65)。この後の参院本会議で、’26年度予算案成立までの“つなぎ”として暫定予算が可決され、成立した。
衆院では圧倒的な議席数を盾に強行突破に至ったが、少数与党の状態が続く参院では、数の力に頼った手法は通用せず。政府が暫定予算案の提出を閣議決定した27日に中道改革連合・小川淳也代表(54)は「判断が遅く、見通しが甘かった」と指摘した。
新年度予算案の年度内成立に並々ならぬ意欲示してきた高市氏。28日、時事通信は、予算案の衆院通過後に参院の壁にぶつかった高市氏について、こう報じた。
《衆院の審議を59時間という異例の短縮日程で乗り切った首相は、参院自民幹部に「審議時間は短くできる」と圧力をかけてきた。ただ、参院で与党は過半数に届いていない。思うように審議が進まない状況に「首相は不満を募らせている」(党ベテラン)という》
すると、衆院選初当選組の「高市チルドレン」のひとり、門寛子衆院議員(45)が報道に反応したのだが、その内容をめぐってユーザーの間では賛否が分かれている。門氏は29日、この報道を引用リポストし、以下のように苦言を呈した。
《最近、報道による高市総理への支持率下げムーブ(言動disとか)が奏功しないからか、「党の中で孤立する高市総理」「現場が理解できない高市総理」みたいな論調が流行ってます。
たとえば、このようなのも、国の予算の大詰めのタイミングで記者にペラペラ話す政治家をソースとして書かれた記事ということを念頭に、読者の皆さまにはご判断頂きたいと思います》
さらに、《「ベテラン」が存在するとすれば、むしろ、現場で踏ん張る参院自民の方々を後ろから鉄砲で撃つような真似は恥ずかしい、と陣笠の1回生とは言わざるを得ません》(原文ママ)とも持論を綴った。
たしかに、門氏の指摘する通り、予算審議は“大詰め”の局面であり、国民生活を混乱させるようなことは避けなければならない。とはいえ、異例の時期の衆院解散で空白期間を作り出したのは高市氏自身だ。そのため、ユーザーからは「意図的な支持率下げ」ではなく「正当な批判として受け止めるべき」だとし、以下のような声が上がった。
《あんな時期に解散を強行したため、年度内予算成立は無理だと最初から分かっていたのに「年度内成立」まで強行しようとしていたのは誰でしたっけ?そういうことは批判されても仕方ないと思いませんか?》
《支持率下げムーブとかそう言う問題ではないと思います。国会できちんと審議するのは当たり前。もともと、あんな時期に解散したのに無理があります》
《ムーブってなんだよ。本当に国民のために仕事していると思えるか?まあ、高市ステキバイアスの濁った眼で見ればそう見えるのかね?》
いっぽう、自民党総裁選で高市氏が選出された直後、時事通信社のカメラマンから飛び出した「支持率下げてやる」「支持率が下がるような写真しか出さねえぞ」といった発言など、既存メディアへの不信感は一部の有権者の間で根強いのも事実。また、石破茂前首相(69)による政権批判などは「後ろから鉄砲を撃つ行為」として、高市氏の支持者からは否定される向きがあり、門氏の意見に賛同する声も上がっていた。
《コメント欄の話しのできない人たち不愉快だなぁ。普通に味方を撃つ連中がさらに遠い国民のことなんか真剣に考えるわけないじゃん》
《門さんが当選してほんと良かったです おっしゃる通り、こんなことをペラペラ話す”ベテラン”など、逆にそれこそ非難されるべきですし 稚拙なオールドメディアの世論操作に国民は騙されません》
《最近、報道による高市総理への支持率下げムーブ(言動disとか)が奏功しないから まったくその通りですね。社会の公器って何なのでしょうね》
