「右合の衆」のXより 画像を見る

日本の最高学府・東京大学で5月16、17日の日程で行われている学園祭「五月祭」。その伝統的な行事の初日、参政党・神谷宗幣代表(48)を招いた講演会が開催予定だったのが、当日に急きょ中止が発表された。

 

講演会は東大の政治サークルが企画し、5月11日にXで開催を告知。前後半の2部構成で、前半は神谷氏による公演、後半は昨年の参院選で“みんなのお母さんにしてください”と訴えて大きな話題を呼んだ同党の塩入清香参院議員(43)を交えたパネルディスカッションが予定されていた。

 

参加の申し込みはサークルが作成したWEBフォーム上で行われ、当初は東大生、他大学の学生、そして一般の3枠を対象にしていた。ところが、サークルが公表したところによると、想定以上の申し込みがあったといい、14日に学生優先、一般は抽選で選ばれる方式に変更された。

 

そんな注目を集めた講演会だが、告知当初から否定的な声もあがっていた。11日には、Xで「差別とデマのない五月祭を」と名乗る東大学生有志とされるアカウントが始動し、「神谷宗幣氏の五月祭での講演会について、差別的・非科学的な言論の自粛を強く求めます」との抗議声明を発表。

 

14日の東京新聞によると、有志の一人である東大大学院生は取材に対して、《東京大は大学憲章にもある通り「差別から自由な知的探求の空間を構築すること」を目指す場》と話しつつ、《講演自体はしてもらって構わない。ただ、講演するのであれば、差別的な発言をしないと約束してもらい、過去の発言を反省した上で場に臨んでほしい》と求めたという。

 

そして迎えた当日、主催するサークルはXで《本講演会につきまして、現在、安全確認上のトラブルが発生しており、11:30からの受付開始が難しくなっております》と状況を説明。さらに、この投稿から約1時間半後、以下のように発表した。

 

《本日開催を予定しておりました「五月祭特別講演会」につきまして、五月祭常任委員会の判断により、中止となりました》

 

一体何があったのか――。抽選で一般枠の参加資格を得て、講演会が開催される予定だった東大本郷キャンパス・法文一号館に入館していた30代男性が話す。

 

「私が到着したのは11時50分ごろ。一号館に入館して、講演が行われるはずの25番教室に向かったのですが、人だかりができていて教室に入れない。そして12時10分ごろに、周囲から“延期される”という話が聞こえて来たんです。

 

すぐ近くに五月祭の法被を着たスタッフがいたので聞いてみたのですが、詳細までは把握できていない様子でした。しばらくしても詳細なアナウンスがないどころか、講演会が行われる気配もなく、私も人だかりができている教室の入り口の方に向かったのですが……」

 

男性が目撃したのは、膠着状態が続く現場だった。

 

「入り口から教室に向かう階段がありまして、そこで抗議する人たちが座り込みをしていたんです。神谷氏の姿は見えず、抗議側と運営側が対立していました。座り込んでいた方は、講演会終了時刻の3時まで続けると話し、仲間の方が飲み物を買いにおつかいに走る場面も。

 

双方に暴力的な実行手段に出る方はおらず、座り込んでいた方は、あくまでも座ることで講演会への抗議の意思表示をし、それに対し、運営が対処するという状況が続いていました。

 

そして、1時過ぎに五月祭スタッフから正式に中止のアナウンスが。わざわざ遠方から来ていてたという私の隣の男性なんかは、明らかにガッカリしていましたね。

 

そのほか、神谷氏が降りてこなかったことに不服そうな男性は、『神谷出てこいよ!中止ってなんだよ!』と怒鳴り声をあげていましたね。また、東大の正門を出たところで、“差別反対”のプラカを掲げていた方に対し、『あなたたちの勝利ですよ、よかったですね』と皮肉を込めて訴えかける男性もいたり。その男性の後ろから、学生による外国の民族音楽のパフォーマンスが聞こえてきたのも印象的でしたね」

 

中止を受けて、神谷氏はXで《今日の講演会は会場に聴衆が入れなくされたようで、中止とのこと。待機していましたが、やむなしですね。運営の皆様、お疲れ様でした。来ていただいた皆さんには申し訳ないです。これなら近くで街頭演説でも準備しておいたらよかったですね》とコメント。

 

パネルディスカッションに登壇予定だった塩入氏も、《残念な結果になってしまいました。足をお運び下さった皆様、楽しみにして下さっていた皆様、本当に申し訳ございません》と綴り、《後日また別の形でお伝えできればと考えています》と明かしていた。

 

画像ページ >【写真あり】目撃された座り込みの現場(他1枚)

出典元:

WEB女性自身

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