5月下旬、小雨の降る東京。大野智(45)は事務所関係者が運転する車に乗り込んだ。約1週間後のラストライブが終われば、大野は32年のアイドル生活に幕を下ろす――。
5月中旬に行われた大阪公演のリハーサルでは、松本潤(42)からプレゼントがあったという。
「ダンサーに代役となってもらいライブ全体を通し、メンバー全員で客席に座って観賞したそうです。
演出を手がける松本さんはこれまでもライブを客観的に眺めるということはしてきましたが、ほかの4人にとっては26年間で初めてのことでした。
実はラストツアーが始まる前から松本さんは、“4人に見せたい”と話していました。もう二度と見られない景色をはなむけとしたのでしょう」(音楽関係者)
万感の思いとともに旅立つ5人だが、気になるのは“嵐が去った後”だ。
「松本さんはライブ演出を手がけてきただけあって“生のエンタメ”が好き。ただ、これまで俳優としてはテレビドラマや映画が多かったため、今後は本格的な舞台やミュージカルに挑戦したいと考えているそうです」(制作関係者)
その相談を持ちかける相手が。
「脚本家の三谷幸喜さん(64)に仕事の相談をすることもあると聞いています。’10年に三谷さんが脚本を担当したドラマ『わが家の歴史』(フジテレビ系)に松本さんが出演したことから定期的に食事に行く仲だそうです。
松本さんはコメディ作品への出演にも意欲があるといいますが、三谷さんといえば喜劇作家。2人のタッグが見られるかもしれません」(前出・制作関係者)
嵐のステージに立つ松本とはお別れでも、“生潤”にはまだまだ会えそうだーー。
バラエティ色の強い相葉雅紀(43)も、俳優業での活躍が続きそうだという。
「昨年の秋ごろに撮影していた主演映画が今年中に公開予定だそうです。ほかにも主演映画が決まっていると聞いています」
とテレビ局関係者が話すように、意外にも主演に引っ張りだこ。
「昨年大森南朋さん(54)、松下奈緒さん(41)とともに相葉さんが主演したドラマ『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』(テレビ朝日系)の第2シリーズも7月クールに放送予定です」(前出・テレビ局関係者)
実はこのドラマは、テレ朝が大きな期待をかける作品だという。
「前作は初回放送でTVer総合ランキング1位を記録し、テレ朝の水曜21時枠としては歴代最高の初回視聴数となりました。
これまでテレ朝の看板ドラマといえば水谷豊さん(73)主演の『相棒』シリーズでしたが、水谷さんも70代となり、局内では“ポスト相棒”となる作品を育てることが大きな課題となっていました。そんななかで相葉さんはお茶の間に長く愛される親しみやすさを持っていることからテレ朝は大きな期待を寄せているといいます。
すでに映画化の話も持ち上がっており、相葉さんの俳優としての代表作になる可能性もありますね」(前出・テレビ局関係者)
櫻井翔(44)は新たなライフワークに取り組んでいる。
「嵐の活動休止以降は、スケジュールに余裕ができたことでロケの仕事が増えています。櫻井さん自身も“知見が広がる”とロケに積極的な姿勢だそうです」(芸能関係者)
その影響か、櫻井の関心は海外にもーー。
「櫻井さんは近年、アフリカ諸国の支援活動に取り組んでいます。個人で開設しているInstagramには、ガーナを訪問して現地の子どもたちと交流する姿や、“ゴミ山”と呼ばれる有毒ガスが発生している場所のリポートが。自ら現地に足を運ぶことの大切さを感じているようです。
最近はコンゴ民主共和国やウガンダでエボラ出血熱が深刻な事態となっています。櫻井さんは自身の影響力をよく自覚していますから、エボラ出血熱についても理解を広めていくために自分にできることを続けていくと聞いています」(前出・芸能関係者)
二宮和也(42)はドラマ『VIVANT』(TBS系)の続編が7月クールに放送予定。俳優業は順調そのものだが、
「嵐の活動終了を誰よりも寂しがっているのは、もしかしたら二宮さんかもしれません。ラストツアーの間、ほかのメンバーに疲れている様子が見られたら二宮さんが積極的に話を広げたり盛り上げたりと、雰囲気作りを買って出る場面が何度もありました。
こうした振る舞いはメンバーへの愛情があるからこそです」(前出・音楽関係者)
活動終了後、その愛の行方はいったいーー。
「二宮さんは’23年10月に独立して『オフィスにの』を設立しました。現在所属タレントは二宮さん1人ですが、今後は事務所を拡大することも考えているようです」(前出・テレビ局関係者)
「オフィスにの」の事業内容には《俳優、歌手、アーティスト、タレント、モデル、スポーツ選手等のマネージメント》との記載が。さらに二宮自身も著書『独断と偏見』(集英社)でこう語っている。
《ほんとうは所属タレントをひとりふたり増やしたい思いもあるけど、個人もグループもしばらくはどういう動きになるかわからない》
前出のテレビ局関係者は言う。
「当時は嵐の再始動が決まる前だったようなので、このような発言になったのでしょう。5月31日以降、新たに所属するタレントが出てきてもおかしくはありません」
寂しさを糧に、“次の嵐”の育成に乗り出すのかもーー。
嵐の活動終了と同時に所属事務所・STARTO ENTERTAINMENTを退所するのは大野。退所後はかねて準備を進めてきた宮古島でのリゾートビジネスに本腰を入れていくことになるという。
「大野さんがオーナーを務めるリゾート施設はすでに完成していて、会員制で宿泊客を受け入れる方針だそうです」(前出・芸能関係者)
しかし大野のビジネスはこれにとどまらない。
「宮古島という環境を生かした飲食や体験、物販なども検討しているといいます。なかでも大野さんが強い関心を寄せているのが食の分野。宮古島の食材を生かした食品開発をやりたいそうです。
そのひとつが泡盛。宮古島は泡盛の産地として知られ、島内には酒造所も多くあります。大野さんはお酒が好きで、特にシャンパンを好んでいるといいます。宮古島で仲間と食事をする際にもシャンパンを飲むことが多いそう。
そこで大野さんは“スパークリング泡盛”のような、宮古島らしさと自身の好みを掛け合わせた商品に興味を持っているようです」(前出・芸能関係者)
嵐の活動休止中、本誌は両親、姉、愛犬とともに公園でピクニックする大野の姿を目撃している。
「家族仲がとてもいいようで、両親と姉も宮古島で生活しているとも聞きます。
これまでは仕事が忙しく団欒の時間はなかなか取れなかったはずですが、これからは宮古島でともに過ごして親孝行するのでしょう」(前出・芸能関係者)
それぞれの道を進むこととなる嵐。いつかその道が再び交わることを願ってーー。門出に大きな拍手を!
