7月29日、ロックバンド・GEZANのフロントマン、マヒトゥ・ザ・ピーポー(37)が、性加害行為をしていたことを認め、一定期間の活動自粛を発表した。
GEZANも同日に公式サイトを通じてバンド活動休止を発表。マヒトゥ本人は自身のXで声明を公表し、今年5月下旬に泥酔状態にあった女性との間で、相手が《正常な判断や自由な意思決定が困難》な状況だったにもかかわらず性行為に及んだことを認めた。
声明では、自身の行為が《不同意性交に当たる行為》と認めた上で、当初は加害性を十分に認識できておらず、結果的に被害者をさらに傷つけてしまったと説明。過去にも同様の被害者がいた可能性についても言及し、性暴力加害者プログラムへの参加など、さまざまな取り組みを行うとしている。
マヒトゥといえば、日常的に反戦や反差別など“愛と平和”を訴え、社会運動にも参加するなど、リベラルなアーティストのアイコニックな存在としても知られてきた。それだけに、今回の性加害告白はファンには大きな衝撃を与えたいっぽう、彼をよく知る関係者たちには“別の顔”を見せたいたようだ。
高校卒業後に大阪でバンド「GEZAN」を結成し、大阪のライブハウスシーンで頭角を現し、その後、東京へと活動拠点を移したマヒトゥ。古くから彼を知る大阪時代の音楽関係者は、こう証言する。
「暴力事件か金銭トラブルのような話が出てくるのではないかとは思っていました。マヒトゥ泣き寝入りしたファンの女の子がいるという話も耳にしていましたが、正直、ここまで深刻な内容だとは思いませんでした。
売れるために、自分にメリットのある相手には愛想よく接する一方、自分より知名度が低かったり、売れていないミュージシャンには、無視したり、冷たい態度を取ることもあったそうです。過去に彼と共演したミュージシャンから、そうした話を聞くことはありました」
プライベートでは飲み歩くこともたびたびあったというマヒトゥ。しかし、都内のバーで目撃された際の様子は、決して“カッコいい”ものではなかったようだ。居合わせた女性客は言う。
「私がよく通うバーで、たまにマヒトゥさんを見かけることがありましたが、かなりの女好きという印象でしたね。お酒が入っていたのかもしれませんが、しょっちゅう初対面の女性客にいきなり絡みにいって、無理やりキスしようとする場面もありました。別の日には、別の女性とディープキスをしているところも見たことがあります」
謝罪文では真摯な姿勢を見せたマヒトゥだが、今後の活動再開に厳しい見方も聞こえてくる。
「活動復帰は簡単ではないでしょう。ファンだけではなく、メンバーやスタッフ、ライブハウス関係者など、多くの人を裏切った形になってしまいました。今までは人気だったから我慢して付き合っていた人も少なくないでしょうし、性加害を行った彼を心の底から支えたいと思っている人がどれだけいるのかはわかりません」(前出・大阪時代の音楽関係者)
’愛と平和”や社会正義を訴え続けてきたマヒトゥ。ファンには隠してきた“裏の顔”が、代償となって今後の活動に影を落とすことになりそうだ。
