睡眠不足?目が血走り気味の高市早苗首相(撮影:長谷川新) 画像を見る

9月17日、高市早苗首相 (65)は内閣改造をおこない、新閣僚が決定した。最大の注目となっていた林芳正総務相(65)は、閣外へ去ることになった。新総務相には、菅義偉(よしひで)元首相の側近だった藤井比早之(ひさゆき、内閣府特命担当大臣兼務)衆院議員が起用された。

 

林氏の処遇をめぐっては9月12日、産経新聞が、高市首相から意向を確認され、林氏が留任したい考えを伝えた、などと報じていたが、ほかの主要メディアは、林氏の処遇について17日まで報道を控えていた。この産経の報道を受けて、改造人事について13日、訪問先の岡山県で記者団から質問を受けた林氏は「首相の専権事項であり、私のほうから何か申し上げることは控えたい」と述べるにとどめていた。

 

17日、総務相の退任会見では、記者から「続投を希望していたのか」「留任の要請はなかったのか」などの質問が出たが、林氏は「人事のことは控えさせていただきます」と、回答を避けた。

 

林氏が閣外に出た経緯について、自民党関係者はこう話す。

 

「林さんは、希望の役職を書くアンケートにとくに何も書かず回答したと聞いています。ただ『留任の要請が来たら、断りにくいなあ』と言っていたようです。それはそうでしょう。産経の留任意向の記事を見た高市さん周辺は『本人は留任と思っているかもしれないけど、これで(林さんが)はしごを外されたら、おもしろいよね』と漏らしていたそうです。ということは、おそらく留任の要請はしていないということです。林さんは旧宏池会の周辺には『次は閣内に入りたくない』とこぼしていたものの、高市さんから留任要請が来れば、受ける気でした。ですから、今回の林さんの閣外人事は、林さんが決めたのではなく、林さん排除を首相が決めたというわけです」

 

林氏は退任会見で、総務相時代に公務で26都府県を訪れ、地方を視察してきたことを話していたが、今後も一議員として、地方行脚を続けるとした。

 

「これで、次の総裁選の構図がはっきりしました。今後は、今回の人事で外された石井準一参院幹事長のグループと、旧宏池会の林さんのグループが手を組む可能性があります。続投が決まった小泉進次郎防衛相や小林鷹之政調会長は、2027年秋の総裁選には立候補しづらくなりました。今回の人事で、林さんが閣外に出たことについて、旧宏池会の林さん周辺の議員たちは『いよいよ決戦だ』と喜んでいます。もっとも高市さんは、林さん相手なら楽勝と考えているのかもしれません」(同前)

 

政治部記者も、今回の人事に首をひねる。

 

「石井参院幹事長も林総務相も留任させていれば、高市首相は敵を増やすことはなかったわけです。本当はみんな抱き込んでいればよかった。永田町では石井外しと林外しという点においての人事は、失敗だったのではという見方が強いですね」

 

林氏が閣外に去ったことで、1年後の総裁選はどう展開されるのだろうか。

 

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出典元:

WEB女性自身

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