隣り合った席に座られた天皇陛下と愛子さまは、笑顔でお言葉を交わされていた。10月24日、お二方は皇居・楽部で「令和8年秋季雅楽演奏会」を鑑賞された。
皇室担当記者は語る。
「秋季雅楽演奏会に、天皇陛下と愛子さまがいっしょにお見えになるのは、これで4年連続となります。お二方の仲むつまじいご様子にはいつも心が洗われる思いがいたします。
10月6日に天皇ご一家は、東京都美術館で、『大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱 海を越えた江戸絵画』をご覧になりました。愛子さまは御所内だけではなく、さまざまな場で天皇陛下のおことばやおふるまいを自然に学び続けられているのです」
この10月24日には、改正皇室典範が施行された。前出の皇室担当記者が続ける。
「宮内庁は前々日の22日、制度運用の検討状況について説明しています。新たに導入される旧宮家の男系男子の養子縁組では、成立に際して養子が皇族となったことを示す儀式を検討していることも明らかにしたのです。
養子皇族は養親と同居する義務はないとのことですが、『制度の趣旨からすれば、養親やほかの皇族から、ふるまい方を学ぶ環境が望ましい』とも説明しています。養子となる方がいたとして、どのような形で、“皇族としてのふるまい”を学んでいくのかは、今後の課題となるようです」
養子制度実現のための課題が山積するなかで、天皇陛下の背中を見ながら、愛子さまは皇族としての成長を続けられている。特に周囲を驚かせているのは、知識への真摯な探求心と、相手の心を解きほぐすような会話術だという。
ある宮内庁関係者はこう語る。
「愛子さまは、9月に『世界医学検査学会』開会式に臨席されましたが、それに先立ち、ご進講を受けられています。被災地での感染症対策のためのワクチン接種について話が及んだ際には、臨床検査技師と、医師や看護師の連携などについて質問をされていたのです。
その際にも“お医者さんや看護師さん泣かせの、血管が細い方がいらっしゃいますよね”というように、ユーモアをまじえながら、現場の医療従事者にも寄り添うような専門的かつ実践的なお言葉があったのが印象的でした」
愛子さまのユーモアは、「防災推進国民大会」などに出席するために訪問した鳥取県でも発揮されている。2日目に、倉吉市に伝わる張り子人形「はこた人形」の絵付けをされたときには、説明役の男性との間にこんな会話が――。
愛子さま「(人形の)眉毛のずれている部分を、どうしたらよろしいですか」
男性「これもオリジナルと思っていただければ……」
愛子さま「本当ですか。すごく無理をしてフォローしてくださってませんか?」
