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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(26)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【桜の下で、死んだ祖母と再会しました】

 

僕が通っていた大学は、皇居の近くにありました。春に千鳥ヶ淵の桜が満開になると、めちゃくちゃキレイなんですよね。

 

ただ学生のときは、遅刻しないように必死で。あんまりゆっくり眺めたことはなかったんですけど。ちょうど通学路だったので、春は人が多くて困るなって思ったくらいです。

 

そんなあるとき、桜を見ながら歩いている人たちのなかに、見覚えのある顔を見つけました。車いすに乗ったお年寄りだったんですけど、なんとその人、僕の死んだばあちゃんでした。

 

ばあちゃんは生きてるころから桜を見るのが大好きだったんです。そういえば春になると、親父が車で連れて来たなあ、なんて思い出して、ちょっとしんみりしていました。

 

ただ、ばあちゃんの車いすを押している年配の男性には見覚えがなかったんですよね。

 

そのころはまだじいちゃんも生きていたし、なんとなく家族っぽい雰囲気がしたので、もしかしたらばあちゃんのお父さん、つまり僕のひいじいちゃんかもしれないです。

 

それにしても「せっかくなら若いころの姿に戻って見に来ればいいのに」って思いません? 僕もはじめはそう思ったんですけど、もしかしたらばあちゃんにとってはいちばん幸せな時期だったのかもしれないなって。

 

今はじいちゃんも亡くなっているので、今年は2人でお花見しに来てたかもしれません。

 

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