もぐさを燃やしてツボを温めることで体の不調を治す「お灸」。

開発されたのは2000年も前。以降研究され続け、たくさんの人を癒してきた。

火を使うのでハードルが高いと思われがちだが、初心者でも挑戦しやすい「せんねん灸」がある。

一体何が普通のお灸と違うのか、せんねん灸ショールームで行われるミニお灸教室に参加した。

 

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間は、広い世界のほんの一部で生きている。

全てを知ることはできない。
世界のどこかには、自分の知らない何かを熱狂的に愛してる人がいる。研究する人がいる。
そんな人が集まると、小さなブームになる。
誰かの世界を、少しだけ覗いてみちゃおう。
それが「うさこの覗いた世界」なのだ……!

 

せんねん灸はもぐさを肌に置いて火をつける普通のお灸とは違い、紙パルプの台座でコントロールされる安全なお灸だ。

直接火が肌に触れないうえ、シールで固定できるためずり落ちて火傷する心配もない。

家庭でも簡単に出来るせんねん灸をさらに身近にしてくれるのが東京・大阪・京都・滋賀と全国に5店あるショップだ。

 

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今回お邪魔した「せんねん灸ショールーム大阪」では、「ミニお灸教室」が毎日開催されている。

 

かつてせんねん灸を近所のおばさまにプレゼントされたが、使い方が分からず触れることのないままだったわたしにとって、使い方を教えてもらえる機会は大変ありがたい。

教室のテーマは「ゆがみ測定」「花粉症対策」「リフトアップ」と数種類ある。

「こんなこともお灸でできちゃうの!?」と興味深いものばかりの中で、わたしは「冷え教室」を選んだ。

 

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1日数回行われる教室の午前の部は10:30から。

教室は満員である6名のお客さんで賑わっている。

 

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この日は100%が女性。「やったことないけどおばあちゃんがせんねん灸通で自分もやってみたくなった」「あちこち体が悪いからセルフケアしたい」とせんねん灸に希望を抱いてやってきている。

 

まずは前屈を測定することになった。

身体が硬いのは体質だけでなく冷えによって体が固まることも理由のひとつで、お灸をして体をほぐせば大抵は数値が変わるらしい。

何を隠そうわたしは、

 

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著しく体が硬い。

教室ワーストワンの-12センチという記録がこれからお灸でどう変わるのか見ものだ。

 

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身体の冷えは体のバランスを崩し、血行不良を起こし、病気になりやすくする。

お灸でツボを温めると単に熱で体が温まるだけではなく、身体が攻撃を受けたと思って白血球を集めるので免疫力の向上につながるのだ。

乳牛にお灸をすると、ミルクの出がよくなるという結果も出ている。

 

せんねん灸にはいくつか種類があるので紹介しよう。

 

■小さくて手ごろなスタンダードタイプ

 

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スタンダードタイプは台座の下のシールを剥がして火をつけツボに貼り付ける。

これは「合谷(ごうこく)」と呼ばれる肩コリやストレスにも効く万能なツボにアタックした。

台座が熱くなるまで数分付けていればいいので、本当に気軽に楽しめる。

「くだもののかほり」や「緑茶のかほり」と同時にアロマを楽しめる一石二鳥なアロマシリーズや、

「にんにくきゅう」「みそきゅう」とギュッと食べ物の成分を凝縮されたシリーズ、

煙の出ないお部屋にやさしいシリーズに、温度も「ソフト」「レギュラー」「強力温熱」と好みに合わせて3種用意され、全部で約20種類。

 

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どれを選んでも基本の効能は変わらないので、自分のとっておきを見つけたくなる。

ちなみににんにくはガーリックトーストを想起させるおいしい香りだったのでご飯のおかずにもいいかもしれない。

<せんねん灸オフ ソフトきゅう 竹生島20点入 おためしタイプ/440円(税別)>

 

■簡単すぎ!シールを剥がすだけの「火を使わないお灸」

 

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お灸なのになんとびっくり火を使わない。シールを剥がして貼るだけで発熱剤がじんわりとツボを温めてくれる。

大きめサイズなので、ツボの位置に自信がなくても「この辺でいっか☆」とお気楽に貼れるところも試してみやすいところ。

これは消化器、肝臓、腎臓などの働きを助ける女性に大事なツボ「三陰交」。

血流が滞っているせいか悲しいことに全く熱を感じなかったので、そのまま放置して数時間鈍った三陰交を温め尽くした。

<火を使わないお灸 太陽 2個入/220円(税別)>

 

■「お灸感」アップ!ガッツリ暖まる棒温灸

 

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専用の器具に棒状のもぐさを入れることで、温熱の強弱と施術時間を自分でコントロールできるカスタマイズ式お灸。

これなら、貼るタイプでは温められない脳天のツボ「百会」もこの通り!

 

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すごく楽しそう。

暖かさを感じなければもぐさと器具の距離を近づけ、熱ければ遠ざける。

シンプルな仕組みながら、サイズが大きいからか一番「温まってる~!」と感じた。

 

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特にお腹のツボ「関元」なんかめちゃめちゃ気持ちいい。

<せんねん灸 琵琶湖A型/4,240円(税別)>

 

教室も終盤に差し掛かってきた頃、再び前屈測定の時間がやってきた。

息を吐きながら前屈をすると……

 

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まんまと手が足まで届いてるー!!!!!

自分でも体験したことのないようなスルスルと体が折れていく感覚。

冷えが解消されて体がほぐれると、思うように動きやすくなる。

きっと体内でも同じように、ほぐれた体は活発になっていくんだろう。

 

やり方を教えてもらって効果を実感すると、これまで以上にお灸が身近になる。

自分を労わる方法が増えると、もっと体に優しくできる気がした。

 

 

「せんねん灸ショールーム大阪」

https://www.sennenq.co.jp/

 

大阪市北区天神橋3丁目3-3南森町イシカワビル1階

TEL:06-6809-4595

営業時間:火~日10:00~18:00

ミニお灸教室は日替わりで開催→https://www.sennenq.co.jp/calendar/