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二代目アカエンドウの芽が出て、グングン成長しています!つるの赤ちゃんも出てきました!

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アカエンドウは、グリーンピースのこと。
昨年、固定種を購入して蒔いたところ、わが家の強烈な霜にも負けずに逞しく育ち、春先に花をたくさん咲かせて、これでもかというほど実ってくれました。

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その時期によく食べたのがグリーンピースご飯。

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お米とお豆のコラボレーションが美味しいハーモニーをつくることを知って、よくつくって食べていました。
この実が熟すとアカエンドウになります。よく豆大福に入っているあのお豆です。

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いくつかの莢を食べずに残して枯れるまで待つと、種採りができます。
その種を夏前に採種して、10月の終わりに蒔いたところ、元気な芽を出してくれました。
またグリーンピースご飯が食べられる春が待ち遠しいです♪

さて、立冬を過ぎてからというもの、雨、曇り、雨、曇り、雨の連続…。
ただでさえ冬至に向けて太陽は低くなり、日照時間も短くなり、発電量が落ちてきているところへのこの曇天続き。
それはまるでお腹にボディブローを何発もくらうような感覚です(笑)。
といっても、雨や曇りでも少々発電してくれますので、電力が底をつくようなことはまずないのですが、真夏のような電力使いたい放題は絶対にできません。

この表示パネルは現在のバッテリー出力をボルト単位で知らせてくれるもので、その出力具合から蓄電量が分かります。

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ちなみに、48Vだと蓄電量50%であることを表します。
わが家のバッテリーは再生鉛バッテリーでして、蓄電量50%を切った状態で継続的に使っていると、劣化が進み寿命が短くなる特徴があります。
ですので、なるべく48Vを切らないように意識した生活です。

電氣食いの〝犯人〟は便座ヒーター!

この雨と曇りの連続で、49.5V~50Vくらいの状態が続きました。
これを計算すると、50%まであと6kWh~8kWhほど。
現在わが家の一日の消費電力量がおよそ2.5kWhなので、全く発電しなかったとしても三日間くらいは大丈夫。でも、電氣貧乏に片足を突っ込んでいるような状態です(笑)
そこで、家の中で電氣を無駄遣いしているものがないかチェック。
夏からずっとつけっぱなしにしていた便座ヒーターを、さっそく発見しました!

電氣は熱を生むのが大の苦手で、電氣で何かを温めようとすると、ものすごく電力を消費します。
たとえば電子レンジ、オーブントースター、ポット、こたつ、電氣ヒーターなど。
そして見落としがちなのがこの便座ヒーター。24時間温め続けるので、かなりの電氣食いです。
すぐにオフしてフワフワの温かい便座シートを装着!面白いことに、バッテリーの減り具合がすぐに改善。やはり大量の電力を消費しているんだなあと実感しました。
一般のご家庭ですと、便座ヒーターをオフするだけで一ヶ月の電氣料金が500円~600円ほど下がりますので、ぜひぜひオフしてみてくださいね。
年間6,000円~7,000円の節約はけっこう大きいですよ♪

わが家は、東の山と西の高台に挟まれた小さな谷間のようなところに建っています。
この時期は、日の出から数時間経った午前10時過ぎからやっとパネルに太陽光が当たり始めて、15時半には発電が終了。
たった5時間ほどのお日さまの光で電氣をつくってつかう生活。
お天道さまのありがたみを噛みしめながらの『足るを知る』を基盤とした毎日です。

真夏は電氣富豪の日々で、使いきれないほどの電力が与えられて、まるで無限のエネルギーの中で生活しているような錯覚があったように思います。
今思うと、そのありがたさをすっかり忘れてしまっていたかもしれません。
そして秋が過ぎて冬を迎えたいま、エネルギーが無限ではなく有限であることを痛感し、そのありがたさに両掌を合わせたくなります。
工夫と知恵を駆使しながら、限られた電氣エネルギーを大切に使う冬の方が、謙虚なきもちでいられます。

こう考えると、ちょっと足りないくらいの方が、人は幸せに生きられるのかもしれませんね。
なぜなら、生かされている実感がリアルなのは、断然冬の方が大きいということをいま感覚として得ているからです。
発電が止まらない真夏の電氣富豪の日々は、毎日空からお金が降ってくるような、バブリーな感じでした(笑)
もちろん、有り余るほどの電氣をいかに消費するかということを考えて暮らすのも楽しいんですよ。
でも、冬の短い日照時間の方が、お日さまに照らされる喜びを存分に味わえたり、そこから生まれるエネルギーに感謝して家電を動かしたり、心により多くの豊かさがもたらされるような気がします。
個人的には、不便さをほんの少し与えられる冬の生活の方が好きかもしれません。

初めての夏を経験し終えて、二回目の冬を迎えたいま、ちょっと大変な冬の電力自給生活の方に喜びや美徳を感じている自分に驚いています。
やっぱりわたしは『足るを知る』な生き方が好きなんだなと実感!
そして、どんな状況でも色々なきづきや発見や自己成長をもたらしてくれる、このオフグリッドな暮らしが本当に大好きです!

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