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毎月4回お届けするこどもみらい探求社からのレポート。
その内2回は、「70㎝の目線」。
こどもたちにひとつの“ありふれたモノ”を渡していき、創造される「あそび」をお送りします!

残りの2回は、「保育士起業家 まい&めぐの社会実験“こども×??”」
こどもたちの明るい未来のために、様々な分野とコラボレーションをしたレポートをご紹介。

今回は、“こども×防災”
こどもみらい探求社のオリジナル防災プログラム「防災Family講座~こどものために、いつかのために~」です。

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「防災Family講座」は、意外に知られていない防災のあれこれを、4歳以上のこどもと一緒に親子で学べる企画です。

テーマは「地震シミュレーション」。

こどもと大人がそれぞれの部屋に分かれて地震をリアルに想像し、学び合う内容となっています。

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大人たちは、地震発生後に何が起こるのかを、時間軸に沿ってチームで考えるワークショップ。ライフライン、インフラ、家のこと、まちのこと、保育園のこと、会社のことなど、様々な視点から想像を膨らませ、オリジナルシートを埋めていきます。

 

その間、こどもたちは…

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今回は3~8歳のこどもたちが参加してくれました。

まずは新聞で遊び、はじめて会った友達と仲良くなります。

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その後、震災時の写真を見ながら、気づいたことを伝え合います。

地震で半壊した家、避難所、停電、倒れた本棚、津波で小学校のプールに流された車の写真を見ます。

反応や感じ方は、こどもによって様々です。

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次に防災グッズをこどもたちに渡し、実際に手にしながら、何に使うものかを考えます。

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はじめに遊びに使った新聞紙で、今度は寝てみたり、

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カンパンを食べてみたり。

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最後に、今日みんなで話したこと、知ったこと、感じたことを思い思いに絵で表現します。

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「じしんのことのおうちのみて→」

倒れた家の写真を見て、火事が起きるかもしれないというお話を聞いて、4歳の女の子が描いた絵です。

 

震災時の写真をこどもたちに見せたとき、

 

「地震が来ると家が倒れちゃうんだ。」

「窓だって割れて、危ないんだよ。」

「電気がつかなくなったら、ロウソクを使うんだよ。」

「海の近くだと、津波がくるからすぐ逃げるんだよ。 」

 

と、知っていることを自分の言葉で伝えてくれました。

小さなこどもたちでも、きちんと向き合えば、理解できることがたくさんあります。

 

「どう思う?」

「これ知っている?」

 

いつかくるその日のために、こどもと防災について話し合ってみてはいかがでしょうか?

“備える”ことの大切さを、親子で学ぶきっかけとなるといいですね。

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こどもみらい探求社のHPはこちら↓
http://kodomo-mirai-tankyu.com/ 

 

次回のこどもみらい探求社の活動レポートも、おたのしみに!

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