コロナ不倫の根源は ある種の心の病かも(JINSEIのスパイス!第85回)

【今週の悩めるマダム】

コロナ不倫が巷でも話題になっていますが、うちの夫も怪しいです。というのも、在宅勤務になってから最初のほうは自宅で作業していたのに、しばらくして「安く借りられるから」とビジネスホテルに籠もるようになりました。それ以降、深夜に帰ってきて、また朝方出ていく生活に。ずっとそわそわして様子も変です。(東京都在住・50代主婦)

 

このようなことを日本ではコロナ不倫と呼んでいて、しかも、そういう不倫が流行っている、と。もしそうだとしたら、そこまでしてご主人を不倫に走らせる問題の根源はコロナの病というよりも、別の病魔によるものじゃないかと思いました。

 

あまり引き合いに出したくないのですけど、タレントの渡部建さんが多目的トイレで不倫をされていたことが少し前に話題になりましたね。絵に描いたような幸せな家庭がありながら欲望のスリルに走るというのは、不倫というものを飛び越えてある種の心の病を感じます。成功者が、大きな自惚れの中で常軌を逸していく。そしてすべてが明るみに出て、社会的制裁を受ける。そのときにはじめて自分が犯した過ちの大きさに気づく。この行動の原動力は性欲だけではないはずです。アメリカの元大統領のビル・クリントン氏も研修生のモニカ・ルインスキーさんと大統領執務室で性的関係を度々結んでいたことが暴露され、大きなスキャンダルに発展しました。興味深いことにビル氏は、当時の心情を「それが可能だったから」と語っています。

 

話を戻しましょう。ご主人がそわそわしているのであれば、何か不適切なことをやっているかもしれません。それが可能な環境なのかもしれませんね。それを可能にさせているものがなんなのかを考えてみましょう。こういう行動に出る男性の側に大きな問題があることは明らかです。次に大事なことは、こういう相手をどうやって、気づかせ、反省させ、必要なら自分の元に戻すことが可能かということです。もちろん、尻尾を掴んで裁判を起こし、別れることも可能です。これは夫婦の問題になるので、僕がとやかくいうことではありません。あとは奥様次第です。

 

しかし、もしご主人の不倫が事実ならば、野放しにして無関心なのはよくないと思いますよ。愛の対義語は無関心だからです。奥様がご主人に無関心になることは、お2人の関係の終わりを意味します。そこはよく考えて行動に出てください。どんなに頑張っても不倫を止められないこともあります。そのときは諦めも大事だと思います。僕だったらそうします。自分のことをリスペクトしてくれない人と、関係を無理に続けようとすると、心が死んでしまいます。

 

ビル氏の妻のヒラリー・クリントンさんは、夫のそういう弱いところを知っている人だったのでしょうね。どこまで許したのかは2人にしかわかりませんが、2人が別れなかったことも、確かに1つの選択だったな、と思うことがあります。奥様がヒラリーさんのような強い女性になる必要はありません。しかし、ご主人との間にどういう愛があるのか、一度検証をしてみる必要があるでしょう。

 

【JINSEIの格言】

ご主人の不倫が事実ならば、野放しにして無関心なのはよくないと思いますよ。愛の対義語は無関心だからです。奥様がご主人に無関心になることは、お2人の関係の終わりを意味します。

 

 

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