「受験勉強中は、落ちたらどうしよう、と余計なことは考えず、ただ目の前の勉強に集中していました。今思うと、かなりアドレナリンが出ていたんじゃないかと思います」

 

私立桜蔭中学校・高校を経て、東京大学工学部に現役で合格したのが、女優の菊川怜(35)。大学受験の直前になると、一日中、予備校の自習室にこもって勉強。自習室が閉まったあとも、ファストフード店などに場所を移し、夜遅くまで粘った。

 

「家で1人、勉強するより、人が集まるところで勉強するのが好きだったんです。友達と励まし合ったりしていると『みんながんばっているんだから、自分もがんばらなきゃ』って、自然と考えましたね。お昼ご飯をいっしょに食べに行くのも、いい気分転換になりました」

 

ただし勉強の内容は、まわりに惑わされず、自分のペースを守るべき、と話す。本番が近づくにつれ、あせりが出てきてどうしても周りが気になりがちだ。だがそんなときも彼女は、自分がきちんと問題を理解できるまで、1問1問を丁寧に解いていったという。

 

「塾の先生からは『勉強を始めても、集中力が切れる1時間半後には休憩するべき』とアドバイスをもらっていました。でも、ペースはひとそれぞれ。私の場合、自分がノッてるな、と思うときは、勉強を続けました」

 

集中の波に乗ってしまえば、あとは問題をこなすだけ。1問正解して、1歩すすむ。それを繰り返せば、少しずつでも自信がついてくるという。

 

地道な積み重ねが実り、第一志望の東大に合格。さらに、慶応大学医学部や早稲田大学理工学部にも合格し、不合格ゼロという結果に!

 

「東大の合格発表の日のことは、よく覚えています。学校帰り、友達といっしょにドキドキしながら向かいました。自分の受験番号を見つけた瞬間『あった!!』と一気に喜びがこみ上げてきましたね。そのとき、友達同士で撮った写真は、今も大切にとってあります」

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