「不倫はダメ!きっと不幸になる」と、普通、周囲の人間は言う。しかし、本誌は「後悔してない、今が幸せですから」と胸を張る女性の話を聞いた。以下は、秋元恵さん(38・看護師)の告白である。

 

私の(元)夫は事故で運ばれてきた患者さん。5歳年下で運送会社のドライバーですが、収入は不安定なのに、大きな事業計画と夢ばかり語る人。長女が生まれた後は「もうこれ以上子供はいらない」とピルを飲みはじめました。そのうち、夫にはほかに女ができたみたい。お見合いパーティに出るのが好きで、そこで出合った今の愛人には「『俺は既婚者だから』って正直に話してあるんだ」と言う。その感覚にはもうあきれ果てていました。

 

私は仕事も子育ても忙しくて恋愛なんてありえないと思ってた。今の彼と出会えたのは、頑張っている私への“ご褒美”かな?彼は娘の保育園時代からの友達のパパ。(私の憧れの)スーツを着た外資系の営業マンで、妻もキャリアウーマン。誰が見てもオシャレな夫婦で、入園式のときから憧れのまなざしで2人を眺めていました。

 

ところが、彼によると「まったくすれ違いの生活」だと。家事や育児は彼が担っていたので、園からのお便りの整理の仕方やお弁当を早くつくるコツなどをアドバイスするうちに、親密になりました。彼の妻が忙しいことから、彼の子供を私の家で預かったり、お泊りさせているので、誰も誤解しないんです。

 

彼には「料理はうまいし、家の中はいつも綺麗で、僕の目には理想の妻として映る」と言われました。キャリアウーマンで美人の奥さんより優れていると言われているわけで、その言葉が私を舞い上がらせます。おまけに彼は妻の悪口も言う。「仕事ばかりで母親としては幼稚で落第。家の中も乱雑で不潔。いくら稼いでいても耐えられない」って。

 

そんなこんなで急接近、家事や育児の先輩後輩の関係から、一転して男と女になって会うようになりました。もっぱら私が夜勤明けの日。ホテルで過ごすのが何より貴重な時間になりました。関係が1年続いたとき、私はピルを飲むのをやめていました。夫とは性交渉がなかったから、確信犯だったのかな。私は妊娠。「こんな男性の子供を産みたい」って思える人でした。

 

夫には何も言わず「別れて欲しい」の一点張りで、離婚が成立。次女を産みました。彼は認知すると言ってくれたけれど断りました。そういうつもりではなかったし。子供が増えて以前より忙しくなり、会う時間もなかなか取れませんが、彼は養育費を振り込んでくれています。その後、今から1年前、彼との間にもう1人、男の子を授かりました。

 

看護師の仕事は好きだし、彼が払ってくれる養育費の額は2倍になり、夫がいなくなっただけ楽になりました。まわりにはいろいろ言う人もいますが、3人の子供はかわいいし、私は自分で選択したこの生活に満足しています。