「2015年は残念ながら、お金の苦労がますます実感を伴って厳しくなる年になります。自然界からは災害はまだ続くというメッセージが届いています」
そう話すのは、’13年末、次の年を一言で「まやかしの年」と表した、スピリチュアリストの江原啓之さん。実際に、’14年は真偽のわからない騒動が頻発し、日本中が翻弄された。大きな自然災害や悲惨な事件も後を絶たず、全体的に暗いニュースの多い年だった。
そこで今回、’14年特に悩まされた『災害』『金』『死』という3つをキーワードに、新たな年を江原さんが読み解いてくれた。
【災害】
「大きな土砂災害が起こる可能性が高いので、山間部や崖の上に住んでいる人は引き続き注意が必要です。そして、3年後にはこの国で大きな水災害が起こりそうです。地震による津波かもしれませんし、ゲリラ豪雨(局地的大雨)が連続的に続くのかもしれません」
【金】
「円安株高が進み、消費税はアップしても、賃金は一向に上がらない。2015年は、物の値段が上がり、重税感もますます強くなります。お金がなければ幸せでない人にとっては、ますます厳しい年になるでしょう。この国に生きる限り、未来永劫お金の問題と向き合うことになりますが、地に足をつけて堅実に生きているなら、そう怖がる必要はありません」
【死】
「これから先は、ますます虐待死、孤独死が増えます。そして老人自殺、老人心中、親子心中……。言葉にするのさえつらい、救いのない死の形が多発してきそうです。そのようなことにならないように、社会に堂々とお世話になる準備をしておきましょう。それはつまり、健康で働けるうちに社会貢献や社会奉仕をしておくということです。いっぽう、若い人たちのあいだでは『リセット症候群』が蔓延するでしょう。人生がうまくいかないと思えば、命をゲームのようにリセットしてしまうという、安易な死が増えそうです」