「愛着のある服や高いお金を出して買った服を手放すのに、迷いや不安を感じるのは仕方ないこと。でも、必要ない服をずっと持っていても目指す収納には近づきません。とはいえ、捨てることが目的ではなく自分を輝かせるワードローブを持つことが趣旨。本当の意味でおしゃれな女性になるために、捨てるのだということを忘れないでください」

 

と話すのは収納のプロ、1級建築士で収納コーディネーターのすはらひろこさん。秋冬服から春夏服に移るこのシーズンは、洋服の選別や機能的な収納に整える絶好の季節。そこですはらさんに、この服を残すか手放すか《迷ったときの見極め表》を作ってもらった。

 

【1】好き?

【2】自分が着ている姿が思い浮かぶ?

【3】実際に着る機会がある?

【4】今の自分に似合う?

【5】サイズは合っている?

【6】流行に関係なく着られる?

【7】素材の状態はいい?

【8】着心地はいい?

【9】手入れしやすい?

【10】リメークして着る?

 

――「はい」が5個以上の場合は、「いいえ」の項目を見直して再検討をする。「いいえ」が5個以上ある場合は手放す決心を固める。

 

「もったいない、まだ着られる、いつか着るかも、と取っておいたままというケースは少なくありません。それでも捨てる決心をするには、フィッティングがいちばん。迷ったら実際に来て着て鏡でチェックしましょう。なお、思い出の詰まった服は誰にでもあるもの。それまでムリに捨てようとすると、本当にいらない服を捨てる決心まで鈍ります。人生に寄り添ってきた特別な服は大切に押入れなどに保管する、と決めてしまえば、そのほかの服はいさぎよく処分できるものです」(すはらさん)