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「高齢化が進む昨今、遺産などの相続問題で役に立つ資格として司法書士や税理士など、いわゆる『士業』に注目が集まっています。ただ合格するまでが厳しかったり、合格しても非常に専門性が高かったりするので、新規参入には、狭き門といえるんです」

 

これまでに807もの資格を取得し「平成の資格王」とも呼ばれる、クイック教育システムズ代表取締役の中村一樹さん(43)は、話題の「士業」の厳しい現実を指摘する。

 

「ただ、資格は取得することだけが目的ではなく、そこまでの過程で勉強、努力したことが、自分の知識やスキルとなって、結果的に役に立つという大事な側面があります。直接、仕事に結びつくこともあれば、仕事の内容に反映するというものもあります」

 

中村さんは資格取得の魅力を、就職や収入アップにつながる「プラスαの力」と説明する。そんな中村に女性にオススメの最新「儲かる資格」を教えてもらった。

 

【中小企業診断士】

この資格を持つ人は圧倒的に男性が多いが、中村さんは逆にそれが「狙い目」という。

「いわゆる『士業』でもっともオススメしたいのがこれ。対企業向けのファイナンシャルプランナー、といえばわかりやすいでしょう。クライアント企業の問題点を挙げ、アドバイスする仕事です。政府が推進する女性活躍が進み、女性管理職が増えれば、女性のアドバイザーのニーズも増えるはずです。とても強い武器になるでしょう」

 

【通訳案内士】

これは日本の各地を案内し、その素顔を紹介する資格。語学力だけでなく、地理・歴史や一般常識など、幅広い知識が必要となってくる。

「’16年は、北海道新幹線が開通しますね。’15年の北陸ブームを見れば、注目は間違いないでしょう。’20年には東京オリンピック・パラリンピックも控えています。インバウンド(海外からの旅行者)が増えるので、’16年以降、いちばん注目の資格です」

 

【中国語検定】

旅行者が増えることで需要が増えそうな資格は、ほかにもある。3億人ともいわれる富裕層を中心に、多くの中国人が日本を訪れているため、中国語検定も注目だ。

「ヒアリングとスピーキングを重視した難しい試験です。しかし、中国の将来や訪日旅行者を考えると、とても将来性がある資格。量販店やデパートはもちろん、一般企業でも役に立つでしょう」

 

【マイナンバー検定】

’16年から導入されるマイナンバーについての検定試験。さらにマイナンバー検定1級と個人情報保護士認定試験を両方、取得すると、申請によってマイナンバー管理士に認定される(’16年1月より)。

「たとえば確定申告をするにも、マイナンバーが必要になってきます。管理職の方などは、自主的に勉強しておくことも大事です」

 

【登録販売者】

薬剤師の資格がなくても、一般用医薬品を販売できる資格が登録販売者。企業によっては、月に2万円程度の手当がもらえる場合もある。

「登録販売者は、受験資格が不要になったので、誰でも受験できるようになりました。ドラッグストアはもちろん、コンビニエンスストアでも医薬品を販売できるようになりましたから、パートから正社員まで、雇用のチャンスは大きく広がると言えるでしょう」

 

時代とともに、本当に「役に立つ」資格の種類は変わっていく。この資格を持っていれば、家庭も丸く収まること、間違いなし!

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