■公開直後から話題沸騰! フォロワーは10万人に
「クソ真面目で受験も就活も圧勝! 安全圏から出たことのない“こじらせ処女”が、男に強引にキスされて、とっさに相手の舌を噛んで反撃し……。後に二人は夫婦となった」
そんなマンガのような体験談がInstagramで公開されたのは2016年の冬の事だ。「#こじらせ処女の初カレシ」とハッシュタグが付いた一連の投稿はたちまち話題となり、フォロワーはあっという間に10万人に! この話題作は大幅加筆され『#こじらせ処女の初彼氏』(光文社・7月刊)として書籍化されている。
■年齢=彼氏いない歴の“こじらせ処女”が共感を呼んだ
“こじらせ処女”と初彼氏のどこかズレた攻防戦は、あっという間にインスタユーザーの目に留まり、広まっていった。
「インスタを始めた当時の私は産休中で、軽い気持ちでスタートしました。その頃 “元彼ネタ”を投稿するのが流行っていて、私もやってみたいな、と。でも『元彼いないじゃん!?』ってすぐに気づいた(笑)。私の恋愛経験って旦那との間にしかなくて、どれもこじらせた話ばっかり。……だったらその話を投稿してみようかな、と思ったのが始まりです」
そう話すのは、フォロワー数10万人を誇るインスタグラマーで『#こじらせ処女の初彼氏』の著者・育田花さん(インスタグラムアカウント:iktaa222)だ。
■ホテルに入ったけど、全然入らない…!
インスタでは多くの体験談的なイラストエッセイが公開されているが、育田さんの話は群を抜いている。
「処女卒業を決意するまでに一年半かかりました。私は23歳で『この人、私の事一年半も待ってるの!?』って、改めて気づいて、これはヤバいなと。それで初めてちゃんとホテルに入ったんです。でも全然、入らない…! なのにかなり痛かったです。それで、日を改めて二回戦。でもダメで、入りませんでした」
コミカルで赤裸々。包み隠さぬ描きっぷりが、多くのフォロワーを惹きつけたのだろう。
■処女卒業への道は険しかった!
「自分なりにAVを見たりして研究したんですが…、結局『最初の一回は我慢するっきゃないな』と悟りました」
とご本人は真剣に答えるが、淡々とした様子はどこか可笑しさを誘う。
書籍にはインスタにかけない話までぶっちゃけたという育田さん。現在もフォロワー数は10万人を維持しているが(2017年7月現在)、ずばりその秘訣は?
「フォロワーさんには感謝しかありません。仕事に復帰したので生活もあわただしくなり、当初は一日一回の投稿を心がけていましたが、最近は……(苦笑)。でも無理しないのが一番かなとも、思い始めています。私生活との両立を心がけて、自分が楽しく投稿できるペースを保ちたいですね」
どうなる、こじらせ処女の“初体験”!?
気になる方はぜひ書籍にて確認してみてほしい。
【著者略歴】
育田 花(いくた・はな)
2016年の夏からインスタグラムをスタート。人生初の彼氏とのなれそめから結婚に至るまでを4コマ漫画で描き人気を博す。現在フォロワー数10万人(2017年7月時点)の人気インスタグラマー。プライベートでは育児と仕事に奔走するワーキングマザー。インスタグラムでは本書で紹介しきれなかった結婚後の旦那くんとの、さまざまなエピソードを4コマ漫画にしています。
Instagramアカウント:iktaa222