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もしかして、定期預金を放置していませんか? 超低金利時代にそれは「もったいない」の極致。高リスクの投資でなくても“価値を上げる”方法はあるのです。仮に100万円があったとしたらーー。

 

「現在、空前の低金利です。一昔前の金融商品のように、複利計算で年利3%あれば、お金を預けただけで、24年後には倍に増えていました。ところが今の普通預金の金利は、わずか0.001%です。預けたお金が倍に増えるまでに、なんと7万2000年もかかってしまいます。たとえ100万円というまとまったお金を預けても、1年の利息はわずか10円。“これでは預けても意味がない”と、タンス預金にする人も多いでしょう。しかし、お金は手元に置くだけでは“成長”しません。工夫が必要なのです」

 

そう力説するのは、『図解でわかる! 投資信託』(秀和システム)など多数の著書がある、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんだ。生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんは、このようにアドバイスする。

 

「お金は、預け場所を変更するだけ、まとめて払うだけで、得するケースが多い。今は元本割れをしない金融商品や投資といっても、安全に運用できる投資信託商品もありますので、まずはそういった情報を得ることが大事です」

 

そこで今回、手元に“100万円のへそくり”があると仮定して、風呂内さん、柏木さんに、実利重視で考えたその「お金の生かし方」を解説してもらった。

 

しばらく使う予定のないお金を“子どもたちの教育費に”と考えているなら、普通預金やタンス預金よりも、学資保険がお得だ。

 

「通常、学資保険の加入条件は、お子さんが7歳までとなっています。基本的には子どもが17歳、18歳くらいが満期になるように設定されていますが、中学卒業時に一時金が出るなど、さまざまなタイプがあります。JA共済子ども保険なら、0歳から12歳までの払い込みで、満期になったときの給付率は108%、ソニー生命の学資保険では107%。つまり100万円を十数年運用することで、7万〜8万円の利益が出る計算になるので、普通預金よりも明らかに得です」(柏木さん)

 

また、学資保険という名前ではあるものの、使い道は教育費に限定されていない。

 

「ただし、運用成績で返戻金が変動する商品もあるため、元本割れを起こすこともあります。契約時には注意しましょう」(風呂内さん)