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お笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一(43)が、4月25日にTwitterで紹介した家庭ゴミの出し方が話題だ。12年からゴミ収集作業員としても働く滝沢は、《環境省の知り合いの方にいただいた資料を元に、コロナウイルス感染拡大に繋がらないために清掃員がこうしていただけると助かるというごみの出し方を下記に書きます》と切り出した。

 

「一番大切なことは、結び目をしっかり結ぶこと(結び目がゆるいと回収時にほどけることがある)」「ごみ袋がいっぱいになる前に出す(ごみが袋にギューギューな場合、回転板に挟まれるとすぐに破ける)」と具体的な方法を紹介。

 

続くツイートで「自宅療養されている方や濃厚接触の方が飲んだペットボトルは緊急措置でこの場合のみ可燃ごみで(個人情報を心配される方はごみの中央に隠すなど見えないようにする)」とし、「強度に不安があるごみ袋は密閉性を保つために出来れば二重に(手に取るだけで破けるものがある)」「ごみ出しをした後は必ず手を洗う」と指南した。

 

滝沢の呼びかけを東京都の小池百合子知事(67)もリツイート。《日常の中で、感染拡大防止のために私たちができることをとてもわかりやすくまとめてくれています。ぜひご一読ください》と紹介し、《滝沢さんはじめ清掃員の皆様含め、エッセンシャルワーカーの方々により私たちの生活が守られていることに改めて感謝します》と綴った。

 

28日には「コロナ禍におけるゴミの出し方」と題し、理解してもらいやすいように漫画バージョンもTwitterに投稿した滝沢。6.2万リツートされ、8万件の「いいね」を記録し、《わかりやすい!》《ありがとうございます》といった声が相次いでいる。

 

滝沢は19年5月にコミックエッセイ『ゴミ清掃員の日常』を出版した。同年7月に本誌で「何気なく捨てるごみの先にいる清掃員に目を向け、ごみに興味を持ってほしい」と語っていた。また日常の心がけとして「何かを買う時に、捨てる時を考えてほしい」とも訴えていた。

 

現在ライフラインを維持するために働くゴミ収集作業員に、新型コロナウイルスの感染リスクが高まっているという。

 

「外出自粛が続くなかデリバリー需要も高まり、ゴールデンウィークも始まりました。そうした影響から家庭ゴミが増えているそうです。各自治体もHPでマスクの捨て方などを呼びかけていますが、浸透していないと聞きました。ゴミ収集の現場ではアルコールやマスクも不足しており、作業員がゴミ収集を媒介して感染してしまったら事業継続も危ぶまれる可能性もあると指摘されています」(全国紙記者)

 

最前線で働くエッセンシャルワーカーを守るためにも、行動を見つめ直すことが求められている。

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