北朝鮮は02年、めぐみさんはすでに亡くなっていると日本政府に伝えた。そこで当時の小泉純一郎首相が再調査を希望。「93年3月に死亡した」と報告されたが、帰国した拉致被害者が「めぐみさんと94年まで一緒だった」と証言。すると北朝鮮は「めぐみさんは94年に死亡した」と突然、調査結果を書き直したのだ。

 

そして、北朝鮮への不信感が決定的になった出来事があったという。

 

「北朝鮮はテーブルクロスみたいな真っ白な布にくるんだ遺骨を、めぐみのものだと持ってきました。ですが、へその緒を使って遺骨のDNA鑑定をしてもらったところ、骨は偽物だと証明されました」(滋さん)

 

そんな滋さんは「今まで本当にたくさんの人にお世話になりました」「みんなめぐみのことを心配してくださって」といい、娘を慮る親心をこう明かした。

 

「写真展を開けば、みなさん来てくれて。本当にたくさんの方にあの子は愛されているなぁと思いますね。大変な人生ですけどね……」

 

03年9月、めぐみさんの弟・哲也さんは本誌の取材に対して「誰もが味わう当然の生活、普通の生活というものを、両親に享受させてやりたい」と語っていた。

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