■“衆議院鞍替え”説もーー秘めた丸川氏の野望
8月10日、“安倍ガールズ”の一員と言われる高市早苗前総務相(60)が、総裁選出馬を宣言した。同じ“ガールズ”として、総務相を狙っているという丸川氏はどう動くのか。彼女が所属する細田派の議員秘書はこう語る。
「丸川さんが高市さんを応援することはない。彼女は党内に特に仲がいい女性議員はいません。とにかく安倍さんへの忠誠心が強い人ですから、高市さんの出馬宣言を積極的に支持しなかった安倍さんに動きを合わせるでしょう。
しかし、誰が総裁になろうと、次期政権では女性の支持層を広げるために、女性議員は4人以上入閣すると言われています。丸川さんにとっても、序列が高いポストを狙いやすい状況になります」
しかし、丸川氏の野望は別のところにあるとみる声もーー。
「丸川さんが“衆院への鞍替え”を考えて、東京都内の選挙区を探していたという話を聞きました。“一票の格差”を是正するために、次々回の衆院選から東京の小選挙区が増えることが見込まれています。法改正や具体的な区割りはまだまだ先の話ですが……。
たしかに参院議員のままで見込める“出世ポスト”は、重要閣僚のほかには、参院幹事長か参院議長くらいです。戦後、参院議員が首相に選ばれたことはありません。つまり、衆院鞍替えが意味するのは、丸川さんが“女性初の首相”を目指していると勘繰れなくもないんです」(自民党関係者)
東京五輪を踏み台に、丸川氏は果てしない野望をかなえようとしているのかーー。
出典元:
関連カテゴリー: