■「何故自画自賛?」「この人は何の仕事をしたの?」
五輪開催目前となっても、丸川大臣の無責任な態度に変化が見られる兆しはなかった。7月13日にはIOCのトーマス・バッハ会長(67)らの広島・長崎訪問について、予定日の3日前にも関わらず「伺っていない」「じゃあ橋本聖子会長に確認します」とスルー。
同月、東京五輪開会式の作曲を担当していた小山田圭吾氏(52)の“いじめ告白”が問題視された際にも、丸川大臣は「まだ報道を確認していない」「組織委員会が対応されていると思うので、組織委に確認してください」と“知らぬ存ぜぬ”だった。
そして『日刊スポーツ』によると同月20日、東京都の新型コロナの新規感染者数が2,000人に迫るなか野党議員らが「五輪を中止か延期にすべきだ」と要請。野党側はバブル方式や水際対策の不備を指摘したものの、丸川大臣は「もう選手が来ちゃっている」と身も蓋もない返事をしたという。
また8月、バッハ会長が“銀ブラ”を楽しんでいたと判明すると「不要不急の外出であるかどうかは、ご本人が判断すべきもの」とコメント。
いっぽう同月19日の国会で「“五輪は感染拡大の原因ではない”と断言している根拠は」と問われたところ、丸川大臣からは「テレビの視聴率が良かった」といった趣旨の回答が。五輪関係者の陽性者のうち「入院された方は累計4名」とも言及したが、「“五輪がいいなら……”と気を緩める人もいたのでは」と五輪が間接的な原因になっていると指摘する声も後を絶たなかった。
こうして見返すと無責任な態度、そしてトンチンカンな認識と発言が目立つ丸川大臣。そのためネットでは、彼女の「安全・安心な大会が実現できた」を皮肉る声がこう上がっている。
《日本は果たしたけど、お前は何もしていないって分かってんのかな? 国民感情を逆撫でしただけだろ》
《自画自賛うっさいよ オリパラ期間中に首都圏で何人死者が出たか知ってる? 医師、看護師連れ去って最悪だよね》
《丸川は何故自画自賛しているのか?「何の責任も果たせませんでした」ではないのか?》
《結局この人は何の仕事をしたの?》