侵入されたら殺される!“闇バイト強盗”から命を守る「自宅要塞化術」
画像を見る 強盗事件があった埼玉県所沢市の住宅。事件はなおも続いた(写真:共同通信)

 

■強盗に遭遇……命を守る方法

 

「闇バイト強盗に入られた被害者は、暴行されたり、命まで奪われる残忍な手口に遭っています。万が一、家に入られてしまったら、とにかく『命を守る』こと。犯人に1秒でも早く、家から出て行かせることです」

 

【1】お金を出す

「『金はどこだ?』と言われ拒否すれば、ひどい暴行をされる恐れが増します。お金の場所はこの際、言うしかありません」

 

【2】通帳のありかや暗証番号も言う

「下手にかけひきして、ありかと違う場所を言ったりしたら、暴行がエスカレートする危険もあります。言って命を守りましょう」

 

【3】逃げられるなら逃げ出す

「犯人が窓を割っている最中などで強盗に気づいた場合、逃げられればとにかく外に逃げます。 もし外に逃げる時間がないと判断したら、トイレやお風呂など、鍵がかかる部屋に逃げて110番して、時間を稼ぎましょう」

 

【4】トイレにもスマホを持ち歩く

「スマホを常時、在宅時でもポケットに入れるなど、携帯しましょう。そうすれば、トイレにいるときに強盗の侵入に気づいても、すぐ110番できます」

 

【5】トイレや浴室、寝室に置いた防犯ブザーを押す

「児童用の防犯ブザーでいいので、トイレや浴室、寝室にも置いておきましょう」

 

【6】捨て金を用意しておく

「盗られても仕方がないとあきらめられる『捨て金』を用意しておきます。まず5千円から3万円を用意して、『金を出せ』と言われたら出しましょう」

 

理不尽で残忍な犯行に、命まで奪われるわけにはいかないのだ。

 

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