「しいて言えば、奨学研修者」高市首相“肩書問題” 「立法調査官」命名者の“大物女優の父”が33年前に語っていた「真相」
画像を見る 「立法調査官」という肩書を疑問視されてきた高市首相(写真:本誌写真部)

 

■「インターンに毛が生えたようなもの」

 

さらに話をややこしくしているのが、「コングレッショナル・フェロー」という名称そのものが生む誤解である。

 

アメリカ議会において権威ある「Congressional Fellow」といえば、通常はアメリカ政治学会(APSA)などが主催する厳格な選考を経たプログラムの参加者を指す。政治学者やジャーナリストなどの専門家が選ばれ、議会の実務にフルタイムで従事する超党派の公的な制度だ。

 

高市氏が名乗り、米国で名刺にも印刷していたという「コングレッショナル・フェロー」はこれとは異なる。

 

前出の『週刊現代』の取材に、当時のシュローダー事務所の責任者であるダン・バック氏はこう回答している。

 

「彼女の正式な肩書は、“フェロー・ウイズ・パット・シュローダー”。フェローというのはどこか他からスポンサーを探してもらい、我々は給料を一切払わないシステムです。彼女は、レジスレイティブ・アシスタント(LA。この仕事の給料は公費から支給されるため、立法補佐官と訳されることもある)のモーリン・マックスウェル女史の下で、リサーチをしたり、手紙を整理したりしていました」

 

そのうえで、「コングレショナル・フェローでも間違いではない」と回答したという。それに対し当時の高市氏はこう反論している。

 

「コングレショナル・フェローというのはLAと同じものです。LAは法案を作成するスタッフですが、これはアメリカの市民権を持っていないとなれないので、私のような外国人のためにあるのがこの肩書です」

 

それに対して、同誌は現地の大学の日本人研究員(現在は早稲田大学名誉教授)のこんなコメントを紹介。

 

「LAは議員事務所のナンバー2で公費から給料をもらっていますが、コングレショナル・フェローは無給の研究員。インターンに毛が生えたようなものです」

 

そのうえで、同誌は高市氏を再取材し、こんなコメントを引き出している。

 

「(コングレショナル・フェローとLAは※引用者注)ほぼ同じであるけれど、まったく同じ仕事ではありません」
「私は、法案作成に係わったとは言いましたが、法案作成スタッフであると言ったことは一度もありません。調査という形で係わったと言っているだけです」

 

30年以上前から尾を引く高市氏の“肩書問題”だが、前出の政治部記者はこう語る。

 

「和訳として不適切だったかもしれませんが、現地で『コングレッショナル・フェロー』と名乗って活動していた以上、経歴詐称とは言えないと思います。当時、高市さんは20代。将来のために、“盛った”肩書や訳語を選んだということだと思います。まさか、将来、総理大臣になって、そのことを突っ込まれるとは思いもよらなかったでしょうね」

 

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出典元:

WEB女性自身

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