《なぜ女性ばかりが気を付けなければ》震災時の性暴力を防ぐには…専門家が提言「女性の声を避難所に」
画像を見る 地震から4日後、8月1日の熊本県内の避難所の様子(写真:共同通信)

 

■「不審者探し」が新たな被害を生むことも

 

そして浅野さんが、防犯とセットで考えてほしいと強調するのが「人権」だ。

 

「『不審者を探せ』という方向に行ってしまうと、差別を受けやすい外国人や障害者、性的少数者の人たちを排除することにつながりかねません」

 

犯罪を起こしそうな「人」を探すより、犯罪が起きにくい「環境」をつくることが大切だと念を押す。

 

「照明をつける、防犯ブザーを配る、相談窓口を目立つところに掲示する。『ここでは、うかつに手を出せないな』という状況をみんなでつくるんです。防犯は人権の視点とセットで考えることが大切です」

 

女性に「露出を控えて」「一人で歩かないで」と呼びかけるだけでは、根本的な解決にはならない。被災したうえに、さらなる我慢まで強いられなくて済む避難所を――。災害大国だからこそ、政府主導で迅速に整えられる仕組みが求められている。

画像ページ >【写真あり】避難所を視察した高市首相(他1枚)

出典元:

WEB女性自身

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