自民党役員人事と内閣改造を目前に控える高市早苗首相(撮影:長谷川新) 画像を見る

高市早苗首相(自民党総裁・65)は、9月16日に自民党役員人事、翌17日に内閣改造をおこなう予定だ。それを前に連日、役員・入閣予定者の名前がマスコミをにぎわせている。

 

「今回は党役員、閣僚ともに留任が多くなるとみられています。いまのところ、党役員では麻生太郎副総裁、鈴木俊一幹事長、小林鷹之政調会長、萩生田光一幹事長代行の留任が濃厚です。また、閣僚では片山さつき財務相、小泉進次郎防衛相、茂木敏充外相、林芳正総務相が留任する見込みです」(政治担当記者)

 

そうしたなか、8月下旬から9月上旬にかけて各マスコミがおこなった世論調査で、いまだ「裏金議員」に対する視線が厳しいことがわかり、主要ポストでの起用が注目されている。

 

「直近では9月12、13日の2日間にFNNが世論調査をおこないました。『高市内閣を支持する』と答えた人は、8月より0.9ポイント下がったものの、61.6%と高い支持率をキープ。

 

一方で、派閥の政治資金パーティで収支報告書に不記載があった議員の入閣については、71.6%が『反対』と答え、『賛成』はわずか20.9%でした。この結果は、どの調査もおおむね共通した傾向です。高市政権にとって、『裏金議員』がアキレス腱であることに変わりはありません」(同前)

 

高市首相は2025年10月の組閣・人事で、7人の裏金議員を副大臣や政務官に起用。党役員にも萩生田幹事長代行を任命。さらに2026年2月の衆院選では、裏金議員43人を公認。選挙後は西村康稔選挙対策委員長、松野博一組織運動本部長を任命して批判された。

 

「政策本位を掲げる高市首相は、裏金議員の起用にも積極的です。木原稔官房長官は、9月10日に出演したフジテレビのネット番組『ニュース延長戦はじめます。』で『衆議院議員の場合は、もうすでに2回選挙を経ていますから、国民の信任を得ています。参院も1回は選挙をされている方がいる。選挙が何よりも国民の審判として重要です』と語り、すでに『禊は済んだ』という認識を示しました」(政治ジャーナリスト)

 

国民の反発が強い裏金議員の起用だが、自民党内では、驚くことに「世耕弘成氏が入閣するかもしれない」といった情報が流れているという。世耕氏は、党参院幹事長だった2024年4月、裏金問題にからみ、党紀委員会から離党勧告処分を受け、同党を離党。2024年10月の衆院選に、和歌山2区から無所属で鞍替え出馬し、保守分裂選挙を制して当選した。2026年2月の総選挙でも無所属で再選されたが、自民党への復党はかなっていない。

 

「和歌山は二階俊博元自民党幹事長の影響力が強い地盤です。世耕氏は、衆院選で二階氏の三男とガチンコ対決して勝利したため、自民党和歌山県連には『世耕は許さない』という雰囲気がある。最近は二階氏と世耕氏の間で“手打ち”があり、県連も柔軟になってきたようですが、これが長く復党を阻んでいた要因のひとつです」(永田町事情通)

 

それにしても、復党すらしていない世耕氏を入閣させることなど可能なのだろうか。

 

「じつは高市首相は、世耕氏に恩義があるのです。

 

離党しているとはいえ、世耕氏はいまなお参院自民党に影響力があります。朝日新聞が2026年7月4日付で『昨年の総裁選では高市氏の支持票を取りまとめたとされる』と報じています。高市首相がそれに報いるため、『復党を前提に、入閣を考えている』とささやかれているのです」(前出・政治ジャーナリスト)

 

世耕氏の入閣が実現したら、まさに高市首相は「唯我独尊」(自民党議員秘書)ではないだろうか。

 

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出典元:

WEB女性自身

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